映像鑑賞後の新しいコミュニケーションの形を模索・提案するイベント「もちより!一般批評学会 GOLD」が、4月28日(火)夜、大阪・十三のシアターセブンで開催される。
「一般批評学会」は、2011年から活動しているチームで、、映画やその他さまざまな作品をモチーフにしたコミュニケーションや思索を生み出すことが目的。「何かを見たり聞いたりして、気になったことを誰かと話すと楽しいね」というのがモットーで、それを実現するために「メソッド」と呼ぶ作品鑑賞後のルールを多数考案。それらを参加者に体験してもらうイベントを通して、作品観賞の新たな楽しみ、新たなコミュニケーションを模索している。
代表的なメソッドには、「映像作品を見た後、その監督が来場していた」という設定の下、観客の1人が登壇してその他の観客の質問に答えていくというルールの「もくあみ」や、映画のタダ券が当たったという設定で作品の予告編を観賞し、その映画を観ていない人に魅力を伝えて観賞してもらうことを目指す「タダ券」などがある。
また「ランデブー」というメソッドは、ラジオ形式で配信中。「初対面の男女が映画を観に行った後に生まれる会話」を、毎月キネプレのラジオ「キネプレイディオ Cinepre Radio」とコラボして配信する試みをスタートさせた。ラジオはこちらから視聴可能。
今回のイベント「もちより!一般批評学会 GOLD」は、大阪・十三のシアターセブンで定期的に開催してきた「もちより!!! 一般批評学会 × 映像」の新バージョン。今年になって同会のメンバーが増えたことから、パワーアップして実施。参加者から寄せられた映像を上映しながら、さまざまなメソッドを使って楽しむ催しを行う。映像を持たず手ぶらでも参加OK。
「批評というのは難しい話ではなく、もっとみんながやっていることだよね、ということを広めていきたい。『ああ、そんなことを考えてるんだ』ということを発見したり、新たな視点を獲得したり。作品から離れていきながら、そこまで離れていない、そんなコミュニケーションが生まれる場を目指しています」と話す同学会主宰・岩淵さん。
「もちより!一般批評学会 GOLD」は、4月28日(火)19時15分から、大阪・十三のシアターセブンで開催予定。
詳細情報 |
■開催日程 4月28日(火) 19時開場、19時15分開演 ■料金 ■開催場所 ■サイト |