葛飾北斎の娘描く『百日紅～Miss HOKUSAI～』　大阪で監督トークも

葛飾北斎の娘を主人公にしたアニメーション映画『百日紅～Miss HOKUSAI～』が5月から全国公開へ。大阪のロフトプラスワン・ウエストでは4月21日（火）に、原恵一監督のスペシャルトークイベントも開催される。

『百日紅～Miss HOKUSAI～』（2015年）は、江戸風俗研究家で漫画家でもある杉浦日向子の代表作「百日紅」をアニメーション映画化したもの。有名な浮世絵師葛飾北斎の娘で、父と同じく浮世絵師として活躍した女性・お栄が、「絵に色気が無い」と言われても諦めず、不器用でも真っすぐに、父や仲間たちとともに江戸を生きている姿を描く。アニメーション制作は「攻殻機動隊」「パトレイバー2」などで知られるProduction I.Gが担当。

（C）2014-2015 杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会

監督は、原恵一さん。「クレヨンしんちゃん」シリーズや『河童のクゥと夏休み』などを演出・監督してきた。
主人公・お栄役を演じるのは杏さん。脇を、松重豊さん、濱田岳さん、高良健吾さんらが固める。

（C）2014-2015 杉浦日向子・MS.HS/「百日紅」製作委員会

また同作の公開を記念して、大阪のトークライブハウス「ロフトプラスワン・ウエスト」で、原恵一監督のトークイベントも開催される。映画評論家・ミルクマン斉藤さんの司会のもと、同作の制作秘話や裏話などが披露されるという。

『百日紅～Miss HOKUSAI～』公開記念 原恵一トークショーは、4月21日（火）19時30分から、大阪・宗右衛門町のロフトプラスワン・ウエストで開催される。
映画『百日紅～Miss HOKUSAI～』は5月9日（土） から、大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズなんばなどで上映予定。