神戸まちかどシネ倶楽部の「シネマdeリバティ!」第1回が、シネマ神戸で3月15日(日)に開催へ。「あの時、神戸の街に寅さんがいた」と題し、阪神・淡路大震災後の神戸が映る『男はつらいよ 寅次郎紅の花』を上映。
神戸まちかどシネ倶楽部は、2014年3月に発足し、7月に正式認定を受けたNPO団体。映画上陸の地とされる神戸で、映画をもっと気軽に楽しんでもらう場を提供すべく活動。商業施設のオープンスペースや商店街の屋外、高齢者施設などの上映イベントや、神戸という地域に根ざした作品のセレクトなどを行い、神戸の地域活性化を企図している。
今回は神戸に根ざした作品の定例上映をスタートさせようと、「シネマdeリバティ!」と題したイベントを企画。「上映の場を映画館に限定せずに、あらゆる形・方法を模索して行く」という思いから「映画に自由を!」という意味をこめたという。
第一弾の今回は、「あの時、神戸の街に寅さんがいた」と題し、『男はつらいよ 寅次郎紅の花』(1995年)を上映。同シリーズ最終作の本作では、阪神・淡路大震災で被災した神戸の町が映されていることから、震災20年という節目を迎えた今年に、映画にこめられた思いを再確認しようという思いで選出された。
上映後はトークショーも予定。同作ラストシーンに登場するパン屋のモデルとなったくららべーかりーの石倉夫妻を呼び、撮影時のエピソードや山田洋二監督との出会いなどを披露する。
「シネマdeリバティ!」は今後は、可能なら隔月で開催していきたい、と語る同団体代表理事の内屋敷さん。映画本来の魅力を伝えるため、可能な限り35ミリフィルムでの上映にもこだわっていきたいという。
神戸まちかどシネ倶楽部の「シネマdeリバティ!」第1回は、3月15日(日)に神戸・新開地のシネマ神戸で開催。10時30分開場、11時開演。料金1,000円。
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■開催日程 3月15日(日) 10時30分開場、11時開演 ■料金 ■映画館 ■サイト |