若手映画監督の発掘と育成を目指す「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」が、5本の短編作品をシネ・リーブル梅田で上映する。3月16日(月)から5日間。
「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト」は、映像産業振興機構「VIPO」が2006年より実施している文化庁委託事業。若手映画作家の発掘と育成を目指し、ワークショップや制作実習を実施している。実地研修でシナリオ作成から撮影までを行い、25分から30分までの短編作品を完成させることを目的としている。
また完成した作品には、発表の場の提供も実施。今年は関西ではシネ・リーブル梅田での実施となる。同館の担当者は「この監督たちの作品により、若い世代がスクリーンで映画を観る起爆剤になってくれることを期待しています」とコメントしている。
今年お披露目されるのは、1972年~81年の男性監督5人による短編5作品。
いじめられっ子が伝説のゲームに挑戦して自分の運命を変えていく『チキンズダイナマイト』(監督:飯塚俊光)、離婚の危機にある夫婦から家族の姿を浮き彫りにする『もちつきラプソディ』(監督:加瀬聡)、闇を抱えた3人の図書館職員が産気づいた女性を病院まで運ぶ『本のゆがみ』(監督:草苅勲)、ネットカフェで生活する母子3人を描く『good-bye』(監督:羽生敏博)、葬儀屋の男性が喪主の無茶な要求に応えていく『エンドローラーズ』(監督:吉野耕平)。
「ndjc:若手映画作家育成プロジェクト2014」は、3月16日(月)から20日(金)まで毎日18時40分から、シネ・リーブル梅田で上映される。
ndjc2014 予告 |
詳細情報 |
■上映日程 3月16日(月)~20日(金) 毎日18時40分~ ■料金 ■映画館 ■サイト |