「アマールカ」、「もぐらのクルテク」、シュバンクマイエル、トルンカ、ポヤルなどチェコのアニメの魅力と舞台裏を紹介する「This is チェコアニメ! ~チェコアニメをとことん語りつくす会~」が4月以降神戸アートビレッジセンターで開催される。
東京・渋谷のアップリンクで2014年7月から12月にかけて開催され、毎回売り切れとなった人気企画。
「東のディズニー」と称され、アニメ大国として知られるチェコのアニメーションと、その舞台裏のトークを満喫できる。
チェコアニメは、カンヌやヴェネツィアなどの国際映画祭でも多数の賞を受賞。多くの巨匠を輩出し、世界のアニメーション・映像界に大きな影響を与えたと言われている。
今回はその多数のアニメーション作品を6回に分けて上映。日本でチェコアニメの配給・上映・商品化などを長年手がけてきたアットアームズの眞部学さんが、チェコのアニメーション作家たちとともに仕事を続けてきたエピソードや制作現場の舞台裏を紹介する。
まず4月には、チェコアニメの基礎を築いたイジー・トルンカを特集。8分から24分の短編作品を5本上映する。
6月には、トルンカとともにチェコアニメの歴史そのものを背負ってきた巨匠ブジェチスラフ・ポヤルを。5つの短編を上映する。
8月は、実写とアニメを行き来する鬼才ヤン・シュバンクマイエルを。『悦楽共犯者』(1996年、75分)を上映し、他の作家と異なる彼独特の考え方に迫る。
10月は、ポヤルら巨匠からチェコアニメの精神を受け継いだイジー・バルタを。『屋根裏のポムネンカ』(2009年、78分)を上映し、バルタの素顔やシュバンクマイエルとの関係性を紹介する。
12月には、チェコの大人気アニメ『もぐらのクルテク』と、作家のズデニェック・ミレルを特集。クルテク以外の作品も上映し、作家の苦悩やチェコにとってのクルテクの存在について触れていく。
翌2015年2月の最終回では、近年日本でも人気の妖精キャラクター「アマールカ」の短編を10本一挙上映。アマールカを日本で広めた眞部さんが、チェコでのキャラクタービジネスなどの話を紹介する。
© Země pohádek,a.s. ,Zdeněk Miler, Little Mole a. s. © Animation People, s.r.o./© Athanor © Bedrich, Siska, Czech TV |
「This is チェコアニメ! ~チェコアニメをとことん語りつくす会~」は神戸アートビレッジセンターで開催予定。
第1回は4月17日(土)、第2回は6月5日(金)、第3回は8月21日(金)。10月、12月、2016年2月は日程が確定次第順次発表予定。
当日券のみ1,300円。現在予約受付中。各回は上映とトークで約2時間を予定している。
詳細情報 |
■開催日程 4月17日(土) 19時~ 6月5日(金) 8月21日(金) その他、10月、12月、2016年2月にも開催予定 ■料金 現在予約受付中 ■開催会場 ■サイト |