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「命の意味、考えて」 十三で「死刑・冤罪」映画特集

大阪・十三の「シアターセブン」で現在、「死刑制度&冤罪事件映画特集」が行われている。9月7日(金)まで。


『休暇』(c)2007 「休暇」製作委員会

上映されているのは4作品。吉村昭の同名短編小説を原作に、死刑執行の刑務官と死刑囚の姿を描いた『休暇』(115分、2007年)。実際に起こった「袴田事件」を元に、元裁判官の視点から法廷を活写した『BOX 袴田事件 命とは』(117分、2010年)。在日朝鮮人問題や死刑制度の原理に追求した大島渚監督の『絞死刑』(117分、1968年)。警察の厳しい取り調べと冤罪の恐ろしさをテーマに扱った『真昼の暗黒』(125分、1956年)。


『BOX 袴田事件 命とは』(c) BOX 製作プロジェクト 2010

『絞死刑』(c)大島渚プロ

『真昼の暗黒』(c)北星

シアターセブンの担当者は、「“死刑”と“冤罪”を扱ったテーマの作品を見て、人間の命とは何かを深く考えていただければ」と話す。9月7日(金)までの短期上映だが、合間にはトークショーも予定している。詳しくはシアターセブン公式サイトで。

■開催日時
9月1日(土)〜9月7日(金)

■料金
一般・専門・大学生1,300円、中学生・高校生・シニア・会員1,000円

■会場
シアターセブン
(大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ5階、TEL 06-4862-7733)

■サイト
シアターセブン
http://www.theater-seven.com/