阪神・淡路大震災から20年を迎える今年、同震災をテーマにした『その街のこども 劇場版』が、大阪・神戸・京都に加えて奈良でも上映される。1月9日~11日、ならシネマテークにて。料金500円。
『その街のこども 劇場版』は1995年の阪神・淡路大震災の傷跡をテーマにした作品。震災15年目を迎えた2010年の1月17日の朝、NHKのテレビドラマとして放映され、大きな反響を呼んだ。その後、劇場版として再製作。映画作品は、放送文化基金賞や横浜映画祭で受賞するなど、高い評価を得た。
ストーリーは、震災15年目の節目に、震災体験を持ちながら今は東京で暮らす男女が神戸を訪れ、追悼のつどいまでの時間を一緒に過ごすというもの。ドキュメンタリータッチで描くロードムービー仕立ての作品となっている。主演は神戸市出身の森山未來さんと、同じく神戸で被災した経験を持つ佐藤江梨子さん。
毎年この1月には、大阪のシアターセブンで上映が続けられていた本作だったが、今回は神戸映画資料館と京都の立誠シネマでの上映も。震災20年の節目に、京阪神での上映が決定し、大きな反響を呼んでいた。
さらに奈良での上映も決定。奈良出身の国際的な映画監督、河瀬直美さんが提唱して発足したなら国際映画祭の実行委員会が手がける、月一回の移動型映画上映会「ならシネマテーク」で上映される。期間は1月9日(金)から11日(日)の3日間。場所はホテルサンルート奈良の桜の間。料金は500円。
1月9日(金)の19時の回上映後には、同作プロデューサーの京田光広さんのトークセッションも予定されている。
予告編 |
詳細情報 |
■上映日程 1月9日(金) 10時~、15時~、19時~ 1月10日(土) 1月11日(日) ※京阪神での上映日程は以下の通り ・神戸映画資料館 ・立誠シネマプロジェクト(京都) ■料金 ■開催会場 ■サイト |