神戸ハーバーランドに来年春、シネマコンプレックス(複合型映画館)の「OSシネマズ」が開業する。場所は今年3月に閉店した「神戸阪急」跡地。
神戸阪急跡にシネコン |
19年半にわたって営業を続けた神戸阪急が今年春に、惜しまれつつ閉店。後継施設に対する期待が高まっていたところへ、1つの回答が示された。
新施設の核テナントとして名乗りを上げたのは、OSシネマズミント神戸、TOHOシネマズ西宮OSなどを運営するオーエス(大阪市)。神戸・ハーバーランドという場所が、同社が掲げる「日常と非日常をつなぐ、心豊かな地域文化の確立」という目標に合致するエリアと判断。ファミリー層をメーンターゲットに、幅広い客層の取り込みを狙う。
内装イメージ |
場所は旧神戸阪急の5・6階。9スクリーン、約1,400席を予定。全スクリーンに最新鋭のデジタル映写機を導入する。ミュージシャンのコンサートや宝塚歌劇、スポーツ中継など、非映画コンテンツの上映にも積極的に取り組む。
名称は「OSシネマズ神戸ハーバーランド」(仮)。2013年4月開業予定。シネコン開業に合わせて、同じく神戸の映画館「シネモザイク」(同社運営)は閉館する。