世界27カ国の応募作から厳選した学生映画を上映する「第17回京都国際学生映画祭」が、11月22日(土)から京都シネマで開幕する。1プログラム500円。
京都国際学生映画祭は、1997年の京都映画祭から生まれた学生のための映画祭。最初は1企画として学生映画の上映を行ったところからスタートし、以降は毎年学生の手により、定期的に開催されてきた。現在は海外からの作品応募も受け付け、日本国内有数の規模の学生映画祭に成長。真利子哲也、石井裕也ら若手映画監督を多数輩出している。
第17回を迎えた今回は、全27カ国から350本作品が応募され、その中から厳選された11作品が上映。半数以上が海外作品であるほか、特別企画として「家族」をテーマにしたドイツ・ポーランドの作品の上映を行ったり、中国・台湾の秀作を上映する枠を作ったりと、国際色豊かなラインナップとなった。
ほかにも高校生作品特集や、関西の学生作家に焦点を当てた企画なども実施する。
実行委員長の大橋和史さんは、「可能性に満ちた作品を多くの方々に見ていただきたい、より良いものが正しく評価される場があってほしい」と話し、「学生にしか作られない映画やその才能を是非その目で確かめてください」と呼びかけている。
第17回京都国際学生映画祭は、11月22日(土)から28日(金)まで、京都シネマで開催予定。最終日11月28日(金)には、優秀作品を選出する授賞式を実施。グランプリなど各賞が発表され、上映されるほか、最終審査員の映画監督原一男さん、映画評論家の中井圭さん、映画翻訳家のドン・ブラウンさんによるトークも行われる。
映画祭トレーラー |
詳細情報 |
■開催日程 11月22日(土)~28日(金) ■料金 ■映画館 |