『童貞。をプロデュース』7年ぶりに大阪上映　松江監督らトークも

ドキュメンタリー映画監督松江哲明さんの『童貞。をプロデュース』が、大阪で7年ぶりに上映。ロフトプラスワン・ウエストで11月14日（金）に上映とトークイベントが実施される。

松江哲明さんはドキュメンタリー映画監督。女優の林由美香さんを追った『あんにょん由美香』で毎日映画コンクールのドキュメンタリー賞に輝いたほか、シンガーソングライターの前野健太さんが吉祥寺を歌い歩く74分をワンシーンワンカットで撮影した『ライブテープ』が、第22回東京国際映画祭の「日本映画・ある視点部門」作品賞などを受賞。近年では記憶障害になったディジュリドゥ奏者GOMAさんを追った3Dドキュメンタリー映画『フラッシュバックメモリーズ3D』がヒットし、大きな話題に。第25回東京国際映画祭のコンペ観客賞や第23回日本映画プロフェッショナル大賞の特別賞を受賞した。
『童貞。をプロデュース』（2007年、85分）は、「俺は、君のためにこそ捨てに行く。」「ビューティフル・ドリーマー」の2部で構成されたドキュメンタリー映画。異性とのコミュニケーションがおぼつかなく、童貞を守りつづける青年2人を描きながら、童貞脱出への道をプロデュースしていく内容となっている。AV監督のカンパニー松尾さんや、銀杏BOYZの峯田和伸さんらも出演している。

『童貞。をプロデュース』

劇場公開後に大きな反響を呼び、池袋シネマ・ロサでレイトショー最高動員記録を樹立した本作。現在は同館で毎年夏の終わりの時期に、周年記念のレイトショーを開催している。
今回は、大阪では7年ぶりの上映企画を、大阪のロフトプラスワン・ウエストで開催。松江監督も来場し、ゲストらとともにトークイベントを実施する。

『童貞。をプロデュース』の上映＆トークライブは、11月14日（金）の19時30分から開催。現在前売券発売中。