公開を控える『小野寺の弟・小野寺の姉』の特別上映が10月22日(水)に大阪ステーションシティシネマで実施され、主演の向井理さんと片桐はいりさんが舞台あいさつを行った。
『小野寺の弟・小野寺の姉』は、『怪物くん』『妖怪人間ベム』、アニメ『TIGER&BUNNY』などの脚本を手がけた西田征史さんが脚本・演出を行った同名の舞台を映画化したもので、舞台と同じく向井理さんと片桐はいりさんが出演し、西田さんが映画監督としてメガホンをとった。
早くに両親を亡くしてから、ずっと二人きりで一緒に暮らしている、小野寺進(弟・33歳)と小野寺より子(姉・40歳)。モテないワケではないのに引っ込み思案で恋に奥手な弟と、こだわりが強く生命力の強い姉。ある日、小野寺家に1通の誤配達の郵便が届いたことから、それぞれの恋と人生が動き始める・・・というストーリー。
今回は、公開に先がけて行われた大阪ステーションシティシネマでの上映に、主演の2人、向井理さんと片桐はいりさんが登壇。ファンに向けて舞台あいさつを行った。
上映後のあいさつということで、「なんか怖くなりました。だって映画の反応がわかるじゃないですか」と話す向井さん。片桐さんも「とっても心配なんですが、いかがでした?ヒットしそうですか?」と話すと、客席からは大きな拍手が送られた。
片桐さんは、「笑ったり、ちょっとしんみりしたり出来たんじゃないでしょうか。そしてなにより、この向井理のかわいさ。持って帰りたい、と皆さん思ったのでは」と話した。
大阪については、「大衆演劇が好きなので、新世界や通天閣あたりは日常的にぶらぶらしてます」と話す片桐さん。向井さんも両親が関西ということで、小さい頃は大阪湾で釣りをしていたこともあるといい、そうした思い出話も語られた。
締めくくりに「西田監督の作品は、悪い人が出てこない。ちょっとクセがあるけど、憎めない人たちの物語」と話す向井さん。「大きな事件やアクションがあるわけではないんですが、日常のいろんなエッセンスをかき集めて膨らませて。これが映画の本来の姿だなと思います。その作品に参加出来てありがたくて、出会えたのがすごくうれしい」と振り返った。
最後は、作中のクリスマスのエピソードにちなみ、クリスマスツリーを囲んでの写真撮影を実施した。ツリーには、本作の2人をキャラクター化した「いぬんこ」さんのイラストのオーナメントや、2人の顔を星型にしたツリートップが飾られており、現在は大阪ステーションシティシネマで展示されている。
『小野寺の弟・小野寺の姉』は、10月25日(土)から大阪ステーションシティシネマなど全国各館で上映開始。
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■上映日程 10月25日(土)~ ■サイト |