日本の若手映画監督の5作品を連続で上映する特集企画「JAPAN NEW WAVE」が、神戸の元町映画館で実施中。10月4日(土)には公開座談会も開催される。
今後の日本の映画界を背負っていく若手監督の作品が集結した特集上映。「作家の個性や才能を発見してほしい」という思いから、同館が企画した。1作品を800円で鑑賞できる3回券も販売する。
現在は、今泉力哉監督の『サッドティー』が10月3日(金)まで上映。10月4日(土)からは、下手大輔監督の『はなればなれに』、10月11日(土)からは奥原浩志監督の『黒四角』、11月1日(土)からは平波亘監督の『東京戯曲』をそれぞれ上映。
内田俊太郎監督の『ポルトレ』の上映は11月8日(土)から予定されている。
またこの「JAPAN NEW WAVE」にあわせて、「JAPAN NEW WAVE公開座談会~若手映画監督に明日はあるのか?!~」と題したトークを10月4日(土)に開催。若手のインディーズ監督の現状や今後の展望などを語り合う。
現在予定されている登壇者は、『はなればなれに』の下手監督、『ポルトレ』の内田監督、石原プロデューサー。進行役には、映画評論・宣伝を手がけ、大阪の映画助成事業シネアスト・オーガニゼーション大阪(CO2)のプロデューサーをつとめる田辺ユウキさん。参加無料。
元町映画館のブログでは、日本のインディーズ作品について「どんなに魅力に溢れた映画であっても、やはり興行的にはキツいと言わざるを得ない状況で上映を終えてしまう。このままで、良いのだろうか?」と呼びかけ。「名も無き若手映画作家を応援する。育ててゆく。それができる、いや、しなければならないのがミニシアターなのではないか」と決意を表している。
詳細情報 |
■開催日程 ・JAPAN NEW WAVE公開座談会~若手映画監督に明日はあるのか?!~ 10月4日(土) 16時~18時30分 ・JAPAN NEW WAVE特集上映 ■料金 ■開催映画館 ■サイト |