世界中から厳選された、日本未公開のショートフィルム100本以上を上映する「シュニット国際短編映画祭」が、京都の立誠シネマで10月4日(土)から行われる。大阪芸大、京都造芸大からの参加も。
シュニット国際短編映画祭は、スイスのベルンに拠点を置く、ショートフィルムをテーマにした映画祭。2003年にスタートし、現在はスイス以外にも活動の場を広げ、タイ、アルゼンチン、エジプトなど計8カ国で同時開催されている。
今回は、今年2014年が日本とスイスの国交樹立150周年であることを記念し、「日本が誇る芸術と文化の都」京都に上陸。京都市民との文化交流の場になることを目指す。
上映されるショートフィルムは、100本以上。2013年の同映画祭のコンペプログラムの中から優秀だったものや、日本唯一のオンライン短編映画祭「CON-CAN」からの選りすぐり作品、大阪芸術大学と京都造形芸術大学で映画を学ぶ学生たちの作品、さらに今年のコンペ部門に応募された、28カ国の6千以上もの作品から選ばれた64本など、多彩なショートフィルムを一挙に上映する。全作品日本語字幕付き。
同祭の担当者は「時間を割いて観るだけの価値のある作品が、商業的なニーズを満たしていないという理由で埋もれてしまっている現状に対し、観るべき価値がある作品を世に届けたいと思っています」と言及。「物語と文化の多様性を認め合い、単なる通過的な消費で終らない映像体験を、この映画祭を通して、皆さんと共有していきたいと考えています」と呼びかけている。
シュニット国際短編映画祭2014は、10月4日(土)から10月12日(日)まで、京都の立誠シネマで開催される。
詳細情報 |
■開催日程 10月4日(土)~10月12日(日) ■料金 ・当日 ■映画館 ■サイト |