9月27日(土)、大分県宇佐市の唐揚げをテーマにした『カラアゲ★USA』の上映がスタート。モーニング娘。OGの高橋愛さんが大阪のシネマート心斎橋で舞台あいさつを行った。
『カラアゲ★USA』(2014年、95分)は、大分県宇佐市を舞台にした映画。唐揚げ専門店発祥の地である宇佐で、唐揚げ店の家族たちの人間関係をハートフルに描く。主演はモーニング娘。OGで、現在はさまざまな舞台やドラマで活躍している高橋愛さん。
高橋さん演じる主人公・彩音が、宇佐で唐揚げ店を営む実家に5年ぶりに帰ってくる。唐揚げが嫌いな彩音だが、ある日父親が倒れたことをきっかけに、唐揚げづくりに挑戦。宇佐で開かれる「カラアゲ・カーニバル」に向けて修行に励む・・・というストーリー。
今回は、上映初日の9月27日(土)、大阪のシネマート心斎橋に高橋愛さんと監督の瀬木直貴さんが登壇。満場の観客を前に、舞台あいさつを行った。
アメリカ帰りの設定のために英語で話すシーンがある高橋さんだが、「映画は大好きだったけど話すのは別。すごく大変でした」と話す。クランクイン前日に関係者が勢ぞろいしたところにあいさつした思い出を振り返り、「たくさんの人が同じ方向を向いていることを知り、頑張らないといけないと思いました。背中を押された感じです」と思いを語った。
瀬木監督は大分県の宇佐市について、「皆さんの人柄がとても穏やか。エキストラで集まってくれた県外の人と宇佐の市民の方が交流して、いつの間にかどんどん仲良くなっていきました」と話す。
途中、天候についての話題も。高橋さんは「嵐を呼ぶ女」と自称し、実際クランクイン初日の早朝は豪雨だったという。だが「晴れ男」である瀬木監督の運が上回ったのか、最初のシーンを撮るうちにすっかり晴れ模様に。それからは雨に悩まされることもなく、「勝ちました」と誇らしげに話した。
舞台あいさつの最後には、瀬木監督が「このふるさとムービーが、お一人お一人の人生の大切な場所との距離感をもう一度考えてもらうきっかけになれば」とPR。高橋さんは「この作品に出演することで、宇佐の良さをはじめて知りました。どのシーンにも監督がこだわりがあり、監督が感じた宇佐の素晴らしいところが映像になっていると思うので、ぜひそれも楽しんでください」と呼びかけた。
映画『カラアゲ★USA』は、大阪・アメリカ村のシネマート心斎橋と京都のT・ジョイ京都、滋賀のユナイテッド・シネマ大津で上映中。神戸の元町映画館でも10月4日(土)から上映予定。
『カラアゲ★USA』予告編 |
詳細情報 |
■上映日程 シネマート心斎橋 9月27日(土)~ T・ジョイ京都 ユナイテッド・シネマ大津 元町映画館 ■映画館 T・ジョイ京都 ユナイテッド・シネマ大津 元町映画館 ■サイト |