最終回目前のドラマ「アオイホノオ」の重要人物でもある岡田斗司夫さんが、9月20日(土)に大阪のロフトプラスワン・ウエストでトークイベント「岡田斗司夫のひとり夜話 in大阪 vol.8」を開催した。
岡田斗司夫さんは、アニメ・ゲームの制作会社ガイナックスの創業社長をつとめたあと、さまざまな大学で講師を歴任。現在は、大阪芸術大学客員教授もつとめている。アニメ、マンガなどのオタク文化に造詣が深いほか、独自の切り口や分析による辛口のトークが好評を集め、講演やトークイベントを数多く実施。現在は、マンガ家・島本和彦さんの自伝的作品「アオイホノオ」のドラマに、主要人物として描かれているほか、「やつらに騙されるな!」と題したドラマ連動ブログ企画も実施している。
ちなみにトークイベントシリーズの「岡田斗司夫のひとり夜話」は、2013年9月から大阪の各所で定期的に開催。岡田さんが1人で登壇し、参加者の質問に答える、というスタイルで、アニメ、マンガの話から恋愛、社会問題まで、さまざまな話題に対してトークを展開してきた。
8回目を迎えた今回、前半は恋愛や結婚をテーマにした質問が多数に。答えられる人にはマイクで名乗り出てもらい、その人の気持ちを掘り下げながらアドバイスを行った。深い悩みにとらわれている質問も多く、「今回はみんな病んでるねー」と会場を沸かせる一幕もあった。
質問の文章を添削するときも |
ほかにも仕事に対する取り組みや、熱中すること、オタクが女性と付き合うには、などの質問も寄せられた。
現在公開中で岡田さんが評価する『STAND BY ME ドラえもん』における、CGの背景の使い方のうまさや、一部のアニメーター社員を解雇したスタジオジブリの現状について言及する場面も。
終盤では、岡田さんが絶賛する昔の子ども向け特撮番組「小さなスーパーマン ガンバロン」の主題歌の良さについて、歌詞の一言一言を分析しながら語り、「これじゃあ(アオイホノオでもアホな熱血を披露している)島本和彦を笑えないな」と会場を沸かせた。
今後も「岡田斗司夫のひとり夜話 in大阪」は継続して実施予定。また別企画として、島本和彦さんと岡田斗司夫さんが「アオイホノオ」について語る対談イベントが、10月18日(土)に大阪の西淀川区民会館で開催される。
また、「アオイホノオ」は、テレビ東京系で毎週金曜夜0時12分から放映中。大阪ではテレビ大阪で毎週月曜日夜11時58分から。本日9月22日(月)夜に第10話が、そして9月29日(月)夜には最終話が放映される。
詳細情報 |
島本和彦×岡田斗司夫対談 アオイホノオの全てを語る ■開催日程 10月18日(土) 開場12時30分 13時~16時 ■料金 ■開催会場 ■サイト |