気鋭の映画と音楽が化学反応した12作品　MOOSIC LAB関西へ

映画と音楽がコラボレーションした映画祭「MOOSIC LAB 2014」が関西へ。京都の立誠シネマ、大阪の第七藝術劇場、神戸の元町映画館で順次開催される。

「MOOSIC」（ムージック）は、「MUSIC」と「MOVIE」をかけ合わせた造語。音楽と映画との新たなコラボレーションの姿を切り開こうと、映画の配給・宣伝を行うSPOTTED　PRODUCTIONSが立ち上げたプロジェクトで、インディーズ映画とミュージシャンとのコラボレーションの場として2011年より毎年開催。今年で4年目となる。今回の表紙には、近年女優としても活躍を続けるモデルの小松菜奈さんを起用した。
これまでも、今泉力哉さん、加藤行宏さん、内藤瑛亮さん、山戸結希さんら、インディーズ出身で現在活躍中の若手監督が多数参加。BiSや大森靖子さんのように、大きく知名度を上げたミュージシャンも多い。

今回上映されるのは、12作品。関西からは、西尾孔志さんと劇団子供鉅人の益山貴司さんの共同監督、ミュージシャン白い汽笛が参加した『キッチンドライブ』、黒田将史さんと黒際連盟さんの『QOQ』、宮本杜朗さんとTADZIOさんの『NOBIDORANDO』、劇団ヨーロッパ企画の永野宗典さんとたゆたうさんの『寝床より愛をこめて』の4作品が参加している。
なお今年8月に新宿で開催されたイベントで、受賞作が発表。黒田将史さんの『QOQ』が、準グランプリと最優秀男優賞に輝いている。