神戸映画資料館で8月19日(日)、石井聰亙(岳龍)監督撮影のライブ映像上映が行われる。トークセッションも。
石井聰亙(現在は岳龍)さんは、インディーズ映画の潮流を築いた映画監督。『狂い咲きサンダーロード』(1980)『爆裂都市 BURST CITY』(1982)、『逆噴射家族』(1984)などで知られている。現在は神戸芸術工科大学で映画技術を教えるかたわら、長編作品の制作に取り組んでいる。今年春には久々の長編作『生きてるものはいないのか』が公開された。
今回の企画は、「ミュージック・アーカイヴ・スペシャル vol.1」と題し、石井監督が過去に撮影したライブフィルム(8ミリ)を一挙公開するというもの。EP-4、FRICTION、E.D.P.S、SADIE SADSなどのバンド映像の上映とともに、EP-4の佐藤薫さんと石井監督がトークセッションを行う。
「共に80年代初頭に頭角を現し、現在も最新の表現を発信している石井監督と佐藤氏。かねてから映画・文学・音楽とジャンルを横断したイベントを開催している神戸映画資料館で初顔合わせをしてもらいたかった」と話す同館担当者。見どころは「ソフト化されていない80年代のパンク・ニューウェイブバンドの貴重な映像が観られる」こと。関西では初上映だといい、「フィルムアーカイヴとしての役割を持つ神戸映画資料館で、“アーカイヴ”の意義を見つめ直すイベントになれば」とも話している。
8月19日(日)実施。詳しい内容は神戸映画資料館サイトで。
■開催日時
8月19日(日)
16:30~
■料金
2,000円
info@kobe-eiga.netまで予約受付中
■上映場所
神戸映画資料館
(神戸市長田区腕塚町5-5-1、TEL 078-754-8039)
■サイト
神戸映画資料館
http://kobe-eiga.net/
石井聰亙(岳龍)撮影によるライブ映像 関西初上映
http://kobe-eiga.net/event/2012/08/