日活ロマンポルノで名をはせた曽根中生監督の10作品を一挙上映する特集企画が、大阪・十三の第七藝術劇場で8月9日(土)から2週間実施される。
曽根中生は、日活ロマンポルノを代表する映画監督の1人。鈴木清順、石井輝男、若松孝二といった監督たちの脚本を執筆した。デビュー作は『色暦女浮世絵師』(1971年)。1970年代より活躍をはじめ、『天使のはらわた 赤い教室』『新宿乱れ街 いくまで待って』『嗚呼!!花の応援団』『博多っ子純情』など多くの作品を手がけてきた。1990年代以降、映画製作は行っていない。
今回第七藝術劇場では、2週間にわたって同監督の作品を一挙上映する。上映される10本は、『性盗ねずみ小僧』(1972年、68分)、『不良少女 野良猫の性春』(1973年、70分)、『(秘)極楽紅弁天』(1973年、70分)、『現代娼婦考 制服の下のうずき』(1974年、68分)、『大人のオモチャ ダッチワイフ・レポート』(1975年、73分)、『続・レズビアンの世界 ―愛撫―』(1975年、69分)、『わたしのSEX白書 絶頂度』(1976年、70分)、『新宿乱れ街 いくまで待って』(1977年、82分)、『天使のはらわた 赤い教室』(1979年、79分)、『赤い暴行』(1980年、77分)。
「曽根中生 過激にして愛嬌あり」特集上映は、大阪・十三の第七藝術劇場で8月9日(土)から8月22日(金)まで実施予定。18歳未満は観賞不可。
また開催中には、「曽根中生 過激にして愛嬌あり」を執筆した映画研究家・倉田剛さんらによるトークも予定されている。
詳細情報 |
■実施日程 8月9日(土)~8月22日(金) ■料金 ・当日 ■映画館 ■サイト |