日本各地のミニシアター・独立系映画館23館が、相互に会員割引を行う「ツール・ド・シネマ・ジャポン」を実施。関西からは大阪の第七藝術劇場とシネ・ヌーヴォ、京都みなみ会館、宝塚のシネ・ピピアが参加中。
ツール・ド・シネマ・ジャポンは、全国各地域のミニシアターや独立系映画館が相互に連携しながら、各地域での映画の顧客の開拓を目指す「シネマ・シンジケート」の1プロジェクト。
日本各地の個性的な映画館を楽しんでもらおうと、今年5月より会員相互割引サービスを始動。参加する映画館の会員証を見せれば、全23館で割引料金が適用されるというもので、7月にサービスの名称が「ツール・ド・シネマ・ジャポン」に決定した。
東京・渋谷のユーロスペースやシネマヴェーラ渋谷、オーディトリウム渋谷、神奈川・横浜のシネマ・ジャック&ベティ、愛知・名古屋の名古屋シネマテークなど、ミニシアター好きに愛される個性的な映画館が名を連ねている。
関西からは、大阪・十三の第七藝術劇場、同じく大阪の九条にあるシネ・ヌーヴォ、京都・東寺近くの京都みなみ会館、そして宝塚のシネ・ピピアが参加。サービス内容は各館によって異なるが、いずれも割引サービスを適用している。
「映画館閉館のニュースが相次いていますが、日本には、まだまだ個性溢れる映画館が全国に残っています」と書かれている同サービスのサイト。「そんな映画館で映画を観たという経験は、きっと特別な思い出になるはず・・・。夏の旅行、帰省、出張の折に、その土地の映画館に足を運んでみてはいかがでしょうか」と呼びかけている。
またfacebookページも運用し、参加している各映画館の魅力を、随時紹介している。
各地域の映画好きに愛される、個性豊かなミニシアターの数々。
関西での利用だけでなく、東京や他の地方に出かけた際にも、活用してみてはいかがだろうか。
詳細情報 |
■参加映画館 第七藝術劇場 (大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ6F、TEL 06-6302-2073) シネ・ヌーヴォ 京都みなみ会館 シネ・ピピア ■サイト |