大阪の天保山で「機動戦士ガンダム展」がスタート。初日の7月12日(土)に開会式が行われ、ガンダムの生みの親・富野由悠季さんがあいさつを行った。
「機動戦士ガンダム展」は、1979年に「機動戦士ガンダム」シリーズの35周年を記念して、大阪文化館・天保山で開催される大型展示。2015年の東京開催に先駆けて、大阪で実施される。
富野由悠季さんの企画段階のメモや、美術監督による美術設定、安彦良和さんによるキャラクターデザインの原画、大河原邦男さんのメカニックデザイン設定画など、ファン垂涎の資料1,000点が一挙に公開されるほか、ガンダムカフェが併設される。
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初日となった7月12日(土)に行われた開会式には、ガンダムシリーズの生みの親で、新作の「ガンダム Gのレコンギスタ」の公開も控える富野由悠季さんが登場した。
盛大な拍手で迎えられた富野さんは、「スタジオで見ていたときは現場作業の絵でしかなかったものが、35年を経てこういう形に見せてもらえて、とても驚いたことが起こりました」とあいさつ。
「絵の持つビビッドな力を思い知らされました。こうした力は、いまのデジタルの時代で我々が絶対忘れてはいけないものを見せられたようで、衝撃を受けました。」と話し、「一見楽しく見えるものだけど、すごいものがこめられていることを感じてもらえたら」と呼びかけた。
その後は、集まった入場客から大きな拍手が送られる中、開会のテープカットが行われた。
「機動戦士ガンダム展」は8月31日(日)まで、大阪・天保山の大阪文化館・天保山にて開催中。
詳細情報 |
■開催日程 7月12日(土)~8月31日(日) 10時開館、20時閉館(入館は19時まで) ■料金 ■開催会場 |