通常8日かかる参勤交代を「4日でせよ」と命じられた小藩の奮闘を、コミカルに描いた時代劇『超高速!参勤交代』が、6月21日(土)より公開される。主演は佐々木蔵之介さん。
日本映画製作者連盟が新人脚本家を発掘すべく主催する「城戸賞」の第37回に入選した土橋章宏さんの脚本を映画化したもの。城戸賞は過去には、作家・和田竜さんの『のぼうの城』(2012年)なども映画化されている。
舞台は、8代将軍徳川吉宗の治世。現在の福島県いわき市の湯長谷藩が、幕府の陰謀により、突然5日間での参勤交代を命じられる。
通常は8日間かかる道程、しかも直前の参勤により藩の金庫は空っぽ、という危機的状況に、藩士たちの意見も分裂。だが藩主・内藤政醇は、この無理難題に挑戦することを決意。知恵者の家老相馬兼嗣の策をもとに奇想天外な作戦を実行する…というストーリー。
内藤政醇を演じるのは、佐々木蔵之介さん。その他深田恭子さん、伊原剛志さん、寺脇康文さん、上地雄輔さんらが脇を固めている。監督は『ゲゲゲの鬼太郎』『鴨川ホルモー』などの本木克英さん。
実際の参勤交代が、多くの藩の財政状況を苦しめたという史実を描きながら、コミカルで爽快な時代劇に仕上がった本作。福島県の地方紙「福島民報」も協力し、特別版となる「湯長谷藩 瓦版」を発刊するなど、同作をバックアップしている。瓦版は、劇場などで入手可能。
映画『超高速!参勤交代』は、6月21日(土)から大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマなどで公開される。
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■上映日程 6月21日(土)~ ■サイト |