青春にまつわる新旧映画47作品を一挙に上映する「ぶんぱく青春映画祭 ヨリ道ノススメ3」が、京都文化博物館フィルムシアターで開催されている。一般観賞料金500円、高校生以下無料。
京都文化博物館に併設されているフィルムシアターでは、同館所蔵の日本映画を中心にしたラインナップの特集上映を定期的に行っている。
なかでも、「ぶんぱく青春映画祭」は人気企画。「青春」をキーワードに集めた作品を一挙上映するというもので、2011年と2013年に開催され、好評を博してきた。
今回の「ぶんぱく青春映画祭 ヨリ道ノススメ3」では、青春にまつわる実写やアニメ作品47本が集結。日替わりで1カ月にわたって上映する。
まず、往年の名作から近年の話題作で、多数の映画をチョイス。
大林宣彦監督の『ふたり』(1991年)、森崎東監督の『ニワトリはハダシだ』(2004年)、周防正行監督の『ファンシイダンス』(1989年)、西原理恵子のマンガを実写化した『パーマネント野ばら』(2010年)、森村誠一の推理小説を映画化した『人間の証明』(1977年)、浅野温子主演で一世を風靡した『スローなブギにしてくれ』(1981年)、宮沢賢治の名作を杉井ギサブローがアニメ化した『銀河鉄道の夜』(1985年)など、幅広いラインナップとなった。
『ふたり』©PSC |
『パーマネント野ばら』©2010映画『パーマネント野ばら』製作委員会 |
『ニワトリはハダシだ』©2003シマフィルム |
『スローなブギにしてくれ』©KADOKAWA 1981 |
アニメ作品も多数セレクト。先述の『銀河鉄道の夜』をはじめ、『スレイヤーズ』(1995年)、『スレイヤーズ RETURN』(1996年)、『アキハバラ電脳組 2011年の夏休み』(1999年)、『グスコーブドリの伝記』(2012年)、『MEMORIES』(1995年)、『鉄コン筋クリート』(2006年)、『パプリカ』(2006年)、『GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊2.0』(2008年)、『涼宮ハルヒの消失』(2010年)、『天上人とアクト人最後の戦い』(2009年)の計11作品を上映する。
また、『美味しんぼ』(1996年)、『ハチミツとクローバー』(2006年)や『ピンポン』(2002年)など有名マンガをモチーフにしたものも。
同館ホームページでは、「モノクロの古典から、近作、アニメーションの名作まで、いま若者に見て欲しい、いまだからこそもう一度見直したい青春にまつわる映画を47作品日替りでお届けします」とPR。
「未来への希望を持っている子どもたち、青春真っ只中で悶々とした日々を送っている学生たち、そして、日常に埋もれて下を向く癖がついてしまった、かつての若者たち、青春映画の世界に寄り道してみてはいかがですか?」と呼びかけている。
「ぶんぱく青春映画祭 ヨリ道ノススメ3」は、3月1日(土)から3月30日(日)まで京都文化博物館3階のフィルムシアターで開催中。
また京都の元・立誠小特設シアターでは3月下旬に、京都みなみ会館では3月29日(土)にそれぞれ提携企画を実施する。
詳細情報 |
実施日程 |
3月1日(土)~3月30日(日)
※提携企画 |
料金 | 一般500円、大学生400円、小中高生無料 |
開催会場 |
京都府京都文化博物館 3Fフィルムシアター (京都市中京区三条高倉通三条上ル、TEL 075-222-0888) ※以下提携会場 元・立誠小特設シアター 京都みなみ会館 |
サイト |
ぶんぱく青春映画祭 ヨリ道ノススメ3 http://www.bunpaku.or.jp/exhi_film.html 京都府京都文化博物館 http://www.bunpaku.or.jp/ 元・立誠小学校 特設シアター http://risseicinema.com/ 京都みなみ会館 http://kyoto-minamikaikan.jp/ |