3.11が近づく今。東日本大震災の原発事故で被爆した動物たちの生態にカメラを向けたドキュメンタリー映画『福島 生きものの記録 シリーズ1 ~被曝~』が、大阪・十三のシアターセブンで上映される。
『福島 生きものの記録 シリーズ1 ~被曝~』(2013年、76分)は、これまでも、動物の生態や環境をテーマにした記録映画を多数送りだしている群像舎が手がけたドキュメンタリー映画。2011年3月の東日本大震災による福島第一原子力発電事故を受け、放射性物質にさらされた福島県の生態系にスポットライトをあてている。
扱うのは、ツバメや牛、アカネズミ、モグラ、イノブタ、ニホンザルなど。野生の生き物だけでなく、家畜やペットと人間の関わりも描いている。
平成25年度の文化庁映画賞文化記録映画部門で優秀賞を受賞。
シリーズ2以降の制作もすすめられているという本作。タイトルは、黒澤明監督の『生きものの記録』からヒントを得た。監督の岩崎雅典さんは同社のホームページで「おそらくこの記録は長期にわたるだろう」と決意を述べている。
ドキュメンタリー映画『福島 生きものの記録 シリーズ1 ~被曝~』は、3月8日(土)から3月21日(金・祝)まで、大阪・十三のシアターセブンで上映される。
詳細情報 |
上映日程 | 3月8日(土)~3月21日(金・祝) |
映画館 |
シアターセブン (大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ5F、TEL 06-4862-7733) |
サイト |
群像舎公式サイト http://www.gunzosha.co.jp/ シアターセブン http://www.theater-seven.com/ |