万城目学原作、琵琶湖が舞台の『偉大なる、しゅららぼん』公開へ

滋賀県の琵琶湖を舞台に、不思議な力を持つ一族を描いた映画『偉大なる、しゅららぼん』（万城目学さん原作、濱田岳さん・岡田将生さん主演）が、梅田ブルク7など全国各館で上映される。

万城目学さんは、大阪府生まれ、京都大学出身の小説家。京都を舞台にした小説「鴨川ホルモー」でデビュー。その後、奈良を舞台にした「鹿男あおによし」や、大阪を舞台にした「プリンセス・トヨトミ」などを発表した。関西の土地に根差した物語を描き、日常の中にファンタジー性のある要素を持ち込む作風で知られている。
「偉大なる、しゅららぼん」は、滋賀県が舞台の作品。1300年にわたって不思議な力を受け継いできた一族同士の対立や、世界を揺るがす大事件を描いている。

（Ｃ）2014 映画「偉大なる、しゅららぼん」製作委員会　（Ｃ）万城目学／集英社

これまでも「鴨川ホルモー」「プリンセス・トヨトミ」が映画化、「鹿男あおによし」がドラマ化されるなど、積極的な映像化がすすめられてきた万城目作品。今回の映画化においては、一族の跡取り、淡十郎を濱田岳さん、その分家で居候の涼介を岡田将生さんが好演。その他、佐野史郎さん、津川雅彦さん、深田恭子さん、渡辺大さん、貫地谷しほりさん、笹野高史さんら実力のある俳優が顔をそろえている。

（Ｃ）2014 映画「偉大なる、しゅららぼん」製作委員会　（Ｃ）万城目学／集英社

映画『偉大なる、しゅららぼん』（2014年、114分）は、3月8日（土）から大阪の梅田ブルク７など全国各館で一斉ロードショー。
「マキメワールド」と呼ばれる、日常に潜む不思議な物語を映像で堪能したい。