『アイーダ』『リゴレット』『椿姫』などヴェルディのオペラ名作10本のライブ映像を上映する「ヴェルディ10大傑作 パルマ王立歌劇場ライブビュー」が、大阪・梅田のテアトル梅田で実施されている。
ジュゼッペ・ヴェルディは、1813年生まれのオペラ作曲家。『椿姫』、『アイーダ』など、今も演じられ続ける名曲オペラを多数制作し、「歌劇王」と呼ばれている。
昨年2013年は、ヴェルディの生誕200周年にあたることから、「ヴェルディ10大傑作 パルマ王立歌劇場ライブビュー」を東京都写真美術館で開催。『マクベス』『リゴレット』『椿姫』『仮面舞踏会』『アイーダ』といったヴェルディの代表的オペラ9作品に、ミサ曲『レクイエム』の演奏を加えた10作品のライブ映像が上映された。
それぞれの映像は、イタリアのパルマ王立歌劇場での上演を収録したもの。ヴェルディが生まれた地としても有名なパルマ。その地で180年以上の歴史を誇る同劇場は、イタリアでも有数のオペラファンが集う場所として知られている。
『マクベス』(c)Roberto Ricci/Teatro Regio di parma photo |
『椿姫』(c)Roberto Ricci/Teatro Regio di parma photo |
『仮面舞踏会』(c)Roberto Ricci/Teatro Regio di parma photo |
『レクイエム』(c)Studio Vigo |
今回は、大阪の梅田ロフト地下1階のテアトル梅田で、同じく10作品の上映を実施。同館の公式ツイッターでは「ヴェルディ生誕の地ならではの観客の熱気が伝わる公演後のカーテンコールまでお楽しみ下さい。この機会に200年前のイタリアの街並みを想像し、王室や庶民の暮らし・娯楽・文化に想いを馳せてみてはいかがでしょう」と呼びかける。
今回の企画で初めてイタリアオペラに触れる人に向けての入門編としては、古代エジプトを舞台に禁断の愛を描く『アイーダ』や、ヴィクトル・ユーゴーの戯曲「王は愉しむ」を原作とした『リゴレット』がオススメだという。
「ヴェルディ10大傑作 パルマ王立歌劇場ライブビュー」は、2月15日(土)から3月7日(金)まで、大阪・梅田のテアトル梅田で開催されている。
これぞヴェルディといえる珠玉の10作品。スクリーンでその感動を体験しよう。
詳細情報 |
上映日程 |
2月15日(土)~3月7日(金) ※2月15日(土)~2月28日(金)は、10時から。 3月1日(土)~3月7日(金)は、10時からと13時から。 |
料金 | 2,800円 |
映画館 |
テアトル梅田 (大阪市北区茶屋町16-7梅田ロフトB1F、TEL 06-6359-1080) |
サイト |
「ヴェルディ10大傑作 パルマ王立歌劇場ライブビュー」上映スケジュール http://www.ttcg.jp/theatre_umeda/topics/detail/27102= テアトル梅田 http://www.ttcg.jp/theatre_umeda/ |