新旧の名作映画をモチーフにしたプリントゴッコ作品50点が、神戸の古書店「トンカ書店」で展示されている。31日(金)まで。
ずらり並んだ作品の数々 |
これまでもさまざまなアート作品の展示を手がけてきた和田直子さんが実施。『E.T.』『麗しのサブリナ』『ロッキー』『2001年宇宙の旅』『男はつらいよ』など、名作映画をモチーフにした作品50点を展示している。
作品制作には、家庭用小型印刷機として一世を風靡した「プリントゴッコ」を使用。単色、2色から多いものでは10数色を使い、味わい深い作品に仕上げた。普段から年賀状などにもプリントゴッコを活用してきたという和田さん。「印刷にバラツキがあったりするのも、こういう版画の魅力の一つ。難しいけど楽しい作業です」と話す。
プリントゴッコの説明も |
制作にかかった期間は半年間。まず映画を観返すところから始めたという。「面白いシーンがあっても、それを1枚絵にしたところで面白さが伝わるわけではない。作品の魅力を伝える1枚をイメージするのが大変でした」と振り返る。
実際のプリントゴッコも展示 |
名作映画の魅力をユーモラスに切り取る |
プリントゴッコ作品展「cinema days」は、 1月31日(金)まで、神戸・元町のトンカ書店で実施中。営業時間は12時30分から20時まで。(31日の展示は19時まで)。
気に入った作品は、購入することもできる(1枚500円で販売)。
古き良き名作と、かつての人気印刷機「プリントゴッコ」。
ふたつのレトロのコラボを、楽しもう。
詳細情報 |
開催日程 |
1月16日(木)~31日(金) ※営業時間は12時30分~20時 |
開催場所 |
トンカ書店 (神戸市中央区下山手通3-3-12元町福穂ビル2F、TEL 078-333-4720) |
サイト |
トンカ書店 http://www.tonkabooks.com/ 和田直子さんのサイト http://wada-n.com/ |