「市民による映画づくりとコミュニティエンパワーメント」と題した上映会およびシンポジウムが、龍谷大学アバンティ響都ホールで2日間にわたって開催される。基本入場無料。
地域コミュニティと地域映画のあり方を模索する催し。
「市民による映画づくりとコミュニティエンパワーメント:その成果と展望」と題し、地域で作られた映画や取り組みを紹介しながら、映画づくりと地域との今後の可能性を探ろうと開催される。
上映されるのは、5作品。北海道むかわ町の高齢者たちが制作した西武劇仕立てのミュージカル『赤い夕陽の爺Julie』、岐阜県恵那市で市民参加型で作られた『ふるさとがえり』、滋賀県近江八幡市の老人クラブメンバーが伝統文化を復活させようとする試みを記録した『ほんがら』、福島県を舞台に、化石の森に迷い込んだ少年の冒険を描く短編映画『歌うぞ、踊るぞ、海の森で サウンド・オブ・サウラー』。さらに、『ふるさとがえり』のメイキングドキュメンタリー『パラドックス 映画づくりとまちづくり』を上映し、映画でのまちづくりの可能性を探っていく。
『ふるさとがえり』 |
上映後にはいくつかの監督トークセッションも予定。さらには1月19日(日)に、シンポジウムを開催する。
シンポジウムでは、文化庁文化部長などを歴任し、映画評論、映画プロデューサーとしても活躍する寺脇研さんが基調講演を行うほか、その他地域での映画活動に取り組む人たちが事例を報告し、最後は総合討論を実施する。
「市民による映画づくりとコミュニティエンパワーメント:その成果と展望」は、1月18日(土)・19日(日)の2日間、JR京都駅すぐの龍谷大学アバンティ響都ホールで開催される。
映画と地域の、今後の関係を探りに行こう。
詳細情報 |
開催日程 |
1月18日(土) 13時開場 13時30分~ 『ほんがら』上映 15時50分~ 『赤い夕陽の爺Julie』上映 17時20分~ 『歌うぞ、踊るぞ、海の森で サウンド・オブ・サウラー』上映 1月19日(日) ※その他アフタートークなどあり |
料金 |
無料 ※1月19日(日)の『ふるさとがえり』上映のみ、一般1,000円、小学生以下無料 |
開催会場 |
龍谷大学アバンティ響都ホール (京都市南区東九条西山王町31アバンティ9階) |
サイト |
市民による映画づくりとコミュニティエンパワーメント:その成果と展望 http://jambo-archives.com/cm/ 『ふるさとがえり』公式サイト http://hurusatogaeri.com/ |