シネ・ヌーヴォで『呪報2405』上映　増田有華さんが舞台挨拶

ホラー映画『呪報2405　ワタシが死ぬ理由　劇場版』がシネ・ヌーヴォにて上映中。初日の12月21日（土）には、主演の元AKB48メンバー、増田有華さんが来場し、舞台あいさつを行った。

シネ・ヌーヴォに登場した増田有華さん（写真左）と瑠東東一朗監督

『呪報2405　ワタシが死ぬ理由　劇場版』（76分）は、2012年に関西テレビで放映されていたホラードラマ「呪報2405　ワタシが死ぬ理由」をもとに、映画化したもの。テレビドラマ版は、ニュースキャスターの主人公がナビゲーターとなり、「ニュースでは報道されない、死亡事件の本当の理由」をもとに、オムニバス形式で話が進むホラードラマ。今回の映画化にあわせて、主演に元AKB48メンバーの増田有華さんを抜擢し、新たな物語を構築した。
増田さん演じるニュースキャスターの北川玲花は、ニュース番組を終えて記憶がなくなり、気がつくと病院で拘束されていた。ふしぎな夢を見ながら監禁されつづける玲花は、この病院に隠された秘密に迫っていくことなる・・・というストーリー。

(c)2013「呪報2405　ワタシが死ぬ理由　劇場版」製作委員会

今回、シネ・ヌーヴォでの上映開始に合わせて、増田さんと監督の瑠東東一朗さんが舞台あいさつに登壇。満席の会場から大きな拍手で迎えられた。
主人公・玲花について聞かれた増田さんは「純粋で正義漢のある女の子。一度踏み出すと引き返せなくなるところは私と同じだと思いました」と紹介。
実際廃墟となっていた病院を借りての撮影だったことから、すごく怖い気分になったといい、「映画に映っている3倍は逃げまくっていました。泣くシーンではなかったのに、状況に混乱して本当に涙が出てきたこともありました」と話す。
でも「ずっと明るくて楽しい現場だったから、大変だったけど何とか乗り切れました」と振り返った。

ホラー映画『ひとりくれんぼ　新劇場版』（2010年）で映画初主演を果たした増田さん。もともとホラー映画をよく見ていたといい、今回の出演にも「すごくつながりを感じました」と話す。「多くの方に支えていただいた年でした。来年はさらなる飛躍の年にしたい」と、活躍を誓った。
瑠東監督は、「増田さんをはじめ、みなさんにすごく助けられました。出演者のパワーを感じる作品になったと思います」とPRした。

(c)2013「呪報2405　ワタシが死ぬ理由　劇場版」製作委員会

『呪報2405　ワタシが死ぬ理由　劇場版』は、大阪・九条のシネ・ヌーヴォXで2014年1月10日（金）まで上映中。（12月31日（火）、1月1日（水）は休館）