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新作フランス映画の祭典、京都で初開催

「京都シネマ」で6月25日(月)・26(火)の2日間、「フランス映画祭2012」が催される。京都では初開催。

「フランス映画祭」は、日本初公開となるフランス映画の新作を中心に上映するイベント。1993年にスタートし、今年で20回目となる。2005年までは横浜で開催、2006年以降は東京や大阪で行われてきた。今年は「20thアニバーサリー」と題し、6月21日~24日に東京で実施。フランスで旬な長編作品11作品と短編6作品が上映される。

今回の京都シネマでの2日間では、上記作品のうち長編5作品、短編6作品を上映。
昨年逝去したラウル・ルイス監督の大作『ミステリーズ・オブ・リスボン(仮)』(なんと276分!)、女優としても活躍するヴァレリー・ドンゼッリ監督が、自身の体験をもとに描いた生命力あふれるラブストーリー『わたしたちの宣戦布告』(2011年)、日本の映画監督でかつ革命運動家・足立正生のドキュメンタリー作品『美が私たちの決断をいっそう強めたのだろう / 足立正生』(2011年)、出産にまつわる女性のリアルな葛藤を描いた『A HAPPY EVENT(仮)』(2011年)など、バラエティに富んだ作品がそろっている。


『わたしたちの宣戦布告』(c)WILD BUNCH

京都シネマの担当者は「フランス映画をたくさんの方に観ていただきたい。フランス文化を広く日本の皆さまにアピールできる場になれば」とアピール。「今回は、『ミステリーズ・オブ・リスボン(仮)』に出演したメルヴィル・プポーさんの来館も決定。とても貴重な場となるので、ぜひご来館いただきたい」とも話している。

開催期間は6月25日(月)・26(火)の2日間。
日本での正式公開の前、一足お先に、珠玉のフランス映画の世界にひたってみてはいかがだろうか。

■開催日時
6月25日(月)
 11:00~『短編作品集』
 13:15~『わたしたちの宣戦布告』
 15:15~『A HAPPY EVENT(仮)』
 17:25~『美が私たちの決断をいっそう強めたのだろう / 足立正生』
 19:00~『リヴィッド』

6月26日(火)
 13:15~『ミステリーズ・オブ・リスボン(仮)』
 終了後、メルヴィル・プポーのトークショー

■料金
一般1,500円、大学生1,300円、シニア・高校生以下・障がい者・京都みなみ会館会員は1,000円
クラブ・フランス会員900円、京都シネマ会員は通常会員料金
『ミステリーズ・オブ・リスボン』のみ一律2200円

■上映場所
京都シネマ
(京都市下京区烏丸通四条下る西側 COCON烏丸3階、TEL 075-353-4723)

■サイト
京都シネマ
http://www.kyotocinema.jp/
フランス映画祭2012
http://unifrance.jp/festival/2012/
フランス映画祭2012/京都シネマ
http://ifjk.jp/events/event-detail/284