ハエが主役のインド映画『マッキー』　塚口でマサラ“応援”上映会

主人公がハエに生まれ変わる異色のインド映画『マッキー』が各地で上映中。11月9日（土）には塚口サンサン劇場で、「クラッカー・歓声あり」のマサラ上映会が催される。

(C) M / s. VARAHI CHARANA CHITRAM

『マッキー』は、インド映画。悪徳実業家に殺された男性が、ハエに生まれ変わり、愛する彼女を守るために戦う姿を描くアクションコメディ。VFXとCGをふんだんに駆使し、隆盛を極めているインド映画の最先端をゆく作品となっている。

また、マサラとは、近年日本各地で開催されている上映スタイルのこと。クラッカーや拍手を鳴らし、ダンスシーンでは歌い踊りながら鑑賞するというもので、普段とは違う映画体験を得られることから、多くのファンを獲得。これまでも『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』など、ミュージカルがふんだんに取り入れられた作品で実施されてきた。

マサラ上映会で、ダンスを練習する観客ら

マサラの後の場内。クラッカーでいっぱいに。

今回塚口サンサン劇場では、『マッキー』にあわせてのマサラ上映会を企画。『恋する輪廻 オーム・シャンティ・オーム』のように歌や踊りがメインの作品ではないが、「盛りあがるポイントは随所に散らばめられているので、派手に楽しんでいただけるのでは」と話す担当者。「先日開催した『パシフィック・リム』爆音激闘上映会に近い形になると思います。劇場に集まった方々で1匹のハエを応援しましょう」と呼びかけている。
当日は、インド料理店ラーダ（RADHA)の出張販売も実施される予定だという。

映画『マッキー』は、TOHOシネマズなんば、大阪ステーションシティシネマ、大津アレックスシネマでも上映中。
塚口サンサン劇場では、11月15日（金）まで上映予定。マサラ上映会は、11月9日（土）の20時から開催される。

みんなで一丸となってハエを応援する、一風変わったマサラ上映を楽しもう。