世界の傑作CM大集合―CMフェス、今年はデイ・ナイト2部開催

世界の傑作CM500本を一挙上映する「世界のCMフェスティバル」が今年も開催へ。大阪国際交流センターでデイとナイトの2部構成で実施される。大阪ヨーロッパ映画祭の一環。

傑作CMを見ながら、みんなで「パチパチ」しよう。

「世界のCMフェスティバル」は、1999年より毎年開催されている映像イベント。「CMをもっとワクワク、ドキドキしながら体験しよう」をコンセプトに、世界50カ国から厳選されたCM500本を一挙上映するというもの。大阪では2002年に初開催。現在は「大阪ヨーロッパ映画祭」の関連イベントとして、毎年秋から冬にかけて実施されている。
もともとはパリで1981年にスタートした「La Nuit des Publivores(CM食らい放題の夜)」の日本版として企画。福岡を皮切りに全国での開催を重ね、好評を博してきた。

上映されるのは、さまざまな世界のCM作品。高い技術力の作品や、クスッと笑えるもの、爆笑できるもの、感動できるもの、そして世界の“いま”を反映した作品など、バラエティに富むラインナップが盛り込まれている。
また会場で手渡される「パチパチ」小道具も名物の一つ。良かった作品に拍手をする代わりに鳴らすことができ、毎回多くのファンが会場に大音量のパチパチを響かせる。
同フェス事務局のジャンクリスチャン・ブーヴィエさんは「お祭り騒ぎのように楽しんでほしい。騒いだり話したり携帯観たり、何でも自由」と呼びかけている。

昨年大阪で開催されたCMフェスティバルの様子>レポートはこちら

毎年大阪ではオールナイトの開催だったが、今回は開催回数を増加。14時から夜までの「デイ」と、22時30分～翌朝までの「ナイト」の2回実施する。プロクラム内容は同じなので、自分のスケジュールにあわせて調整可能だ。「オールナイトが苦手な方やお子さま連れの方におすすめ」だという。
当日は、作品上映のほかにプレゼント抽選会やゲストパフォーマンスなどの企画も予定している。

「世界のCMフェスティバル in OSAKA」は、10月26日（土）に大阪国際交流センターで開催される。デイは14時から、ナイトは開演22時30分から開演予定。ちなみに同イベントは、11月よりスタートする「大阪ヨーロッパ映画祭」の一環として開催される。

CMを楽しむ、日本で唯一のフェスティバル。
秀作CMをみんなで楽しみながら、こころゆくまで盛り上がろう。