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スクリーンに映る身体表現 神戸ドキュメンタリー映画祭開幕へ

「パフォーマンスやコンサートなどを映像にうつしとる」ことをテーマに、第5回神戸ドキュメンタリー映画祭が神戸映画資料館などで開催される。「ホームムービーの日 in 神戸」も合わせて実施予定。


スクリーンからあふれ出す身体表現を、ドキュメンタリーはどう切り取るのか。

神戸ドキュメンタリー映画祭は、毎年神戸映画資料館などで開催されているドキュメンタリー映画の上映イベント。今年で5回目を迎える。今回は「うつしえるのか ここにあるもの──スクリーンで不死の生を新たに得る身体表現」がテーマ。演劇・舞踏など肉体を使って表現されるパフォーミング・アーツや、コンサートなどの一回性の高い表現を、映像にうつしえるのかを主題とした特集上映を実施する。
上映されるのは9作品。『オトン』(1969年)、『エンペドクレスの死』(1986年)、『風の景色』(1993年)、『バッコスの信女』(1978年)、『ラスト・ワルツ』(1978年)、『書かれた顔』(1995年)、『KAZUO OHNO』(1995年)、『バッハの肖像 ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン2009より』(2010年)など新旧のドキュメンタリー作品のほか、神戸で創作活動を続ける気鋭の若手映画監督濱口竜介さんの最新作『不気味なものの肌に触れる』(2013年、染谷将太ほか出演)を一挙上映する。

ラストワルツ
『ラスト・ワルツ』監督マーティン・スコセッシ、出演ザ・バンド、ボブ・ディラン

『不気味なものの肌に触れる』

また合わせて、10月18日(金)にオープニングパーティを、19日(土)に「ホームムービーの日 in 神戸」をそれぞれ実施。
オープニングパーティでは濱口竜介監督とDANCE BOXの育成プログラム「国内ダンス留学@神戸」によるコラボレーション公演が披露される。
「ホームムービーの日 in 神戸」は、世界中で行われている催しで、家庭内の眠っているフィルムを持ち寄り、みんなで鑑賞するというもの。毎年神戸ドキュメンタリー映画祭に合わせて開催され、人気を博している。

第5回神戸ドキュメンタリー映画祭は、10月18日(金)から22日(火)まで、25日(金)から27日(日)まで、神戸映画資料館などで開催される。
身体表現を体感できる映像との出会いをぜひ。

詳細情報
開催日程 10月18日(金)~22日(火)、25日(金)~27日(日)
料金 10月19日(土)~22日(火)、25日(金)~27日(日)の特集上映
 3回券 2,500円
 1回券 一般1,200円、学生・シニア1,000円、神戸映画資料館会員900円
 ※「ホームムービーの日 in 神戸」は参加無料

10月18日(金)オープニング公演・パーティ
 一般2,500円、学生2,000円
 ※要予約 予約先→神戸映画資料館、〆切→10月15日(火)

開催会場 神戸映画資料館
神戸市長田区腕塚町5-5-1アスタくにづか1番館北棟2F、TEL 078-754-8039)

神戸市立地域人材支援センター
神戸市長田区二葉町7-1-18、TEL 078-646-8128)

サイト 神戸ドキュメンタリー映画祭
http://www.kobe-eiga.net/kdff/l
神戸映画資料館
http://kobe-eiga.net/
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