フランスの秀作アニメ映画2本『長老(ラビ)の猫』と『アーネストとセレスティーヌ』を上映する「フランスアニメーション週間」が、テアトル梅田で催される。1週間限定。
質の高いフランスアニメを堪能しよう。
ヨーロッパで第1位、世界的にもアメリカ・日本に次いで第3位だといわれるフランスのアニメーション業界。今回の「フランスアニメーション週間」は、フランスの文化センターとして活動しているアンスティチュ・フランセが主導となって開催するフランスアニメ映画特集となる。同団体が横浜で2008年より実施している「フランスアニメーション映画祭」を関西にひろげるべく、厳選した2作品を上映する。
『長老(ラビ)の猫』(2011年、87分)は、1920年代のアルジェを舞台にした作品。ユダヤ教長老の飼い猫が、ある日、おしゃべりなオウムを食べてしまい、言葉を話すように。娘に悪い影響を与えると危惧した長老は、猫を娘から遠ざけようとするが、彼女に恋する猫は、彼女から離れたくない一心にユダヤ教を学び始める…というストーリー。
フランスで大ヒットとなり、2012年のセザールで最優秀アニメーション映画賞を受賞している。
『アーネストとセレスティーヌ』(2012年、80分)は、2012年のカンヌ国際映画祭監督週間に出品された作品。
大きくて無愛想なクマ・アーネストおじさんと、小さなネズミ・セレスティーヌの奇妙な出会いから不思議な友情をあたたかく描いている。
『長老(ラビ)の猫』(C)DR |
『アーネストとセレスティーヌ』(C)DR |
「フランスアニメーション週間」は、テアトル梅田で9月28日(土)から10月4日(金)まで開催される。
詳細情報 |
開催日程 | 9月28日(土)~10月4日(金) |
料金 |
一般・学生1,300円、シニア・高校生以下1,000円 TCG会員、クラブ・フランス会員1,000円 |
映画館 |
テアトル梅田 (大阪市北区茶屋町16-7梅田ロフトB1F、TEL 06-6359-1080) |
サイト |
フランスアニメーション週間 http://www.ttcg.jp/theatre_umeda/comingsoon#i48400 テアトル梅田 http://www.ttcg.jp/theatre_umeda/ |