海沿いの公園での野外上映など、様々なプログラムが2日間実施される「Kisssh-Kissssssh映画祭」が、和歌山市加太で催される。
海のすぐそばで、映画を観よう。
「Kisssh-Kissssssh映画祭」は、和歌山県和歌山市の加太を舞台に行われる映画上映イベント。
地元でアートイベントを主催する小川貴央さんらが実行委員会を結成し、「満天の星空の下、映画を観よう」と企画した。
名称は和歌山を表す「紀州」と、波の音のオノマトペ(擬声語)から。
海沿いのくじら公園など、加太駅周辺の自然や古くからの街並みを利用して、土日2日間にさまざまなプログラムが実施される。
野外で上映されるのは、名作『バグダットカフェ』と、高橋惠子さん主演の『カミハテ商店』。
また、今年開催された映画と音楽のコラボイベント「MOOSIC LAB2013」から、『おとぎ話みたい』(55分)と、『ダンスナンバー 時をかける少女』(50分)も上映される。
あわせて、公園以外の街中でも、普段使われていない倉庫や空き家などを活用し、さまざまな企画を実施。
MOOSIC LABの6作品や、東京学生映画祭審査員特別賞に輝いた『あの娘が海辺で踊っている』、その他多彩な自主制作映画など、若手映画監督たちの感性が光る作品を一挙紹介する。
さらに、映像作家によるインスタレーション作品展示やトークイベント、地元漁師による漁船クルージングや漁法展示なども実施される。
『カミハテ商店』(c)北白川派 |
『バグダッド・カフェ』 (c)2008 KINOWELT INTERNATIONAL GmbH |
『おとぎ話みたい』(監督:山戸結希) |
『ダンスナンバー 時をかける少女』(監督:三浦直之) |
同映画祭の実行委員会は、「映画を通じて、地域の素晴らしさを実感してほしい」とPR。
「映画祭では、加太の町中を歩くような設計になっています。イベント中の町歩きを通して、加太の町自体にも魅力を発見してもらいたい」と呼びかけている。
「Kisssh-Kissssssh映画祭」は9月21日(土)・22日(日)の2日間、和歌山県和歌山市加太で開催される。
波の音に包まれながら、豊かな映画のお祭りを体感したい。
詳細情報 |
開催日程 | 9月21日(土)・22日(日) |
料金 |
2日間通し券 5,250円 1日券 3,150円 ※当日券は各プログラムによってさまざま |
開催会場 | くじら公園など、加太駅周辺 |
サイト |
「Kisssh-Kissssssh映画祭」公式サイト http://kisssh-kissssssh.com/ 「Kisssh-Kissssssh映画祭」Facebookページ https://www.facebook.com/kissssssh |