残暑の夜に冷んやり体験　怪談師らが「塚口サンサン怪談劇場」

尼崎の塚口サンサン劇場で『シネマ歌舞伎　怪談　牡丹燈籠』が上映されるのを記念し、雲谷斎さん、宇津呂鹿太郎さんの怪談のプロ2人による「塚口サンサン怪談劇場2013」が催される。

まだまだ残暑の続く季節。背筋を凍らす体験をぜひ。

昨年同劇場で開かれた怪談イベントの第2回。作家で、サイト「怪談　逢魔が時物語」主宰の雲谷斎さんと、関西を拠点に怪談ライブイベントを手がけてきた怪談作家・怪談師の宇津呂鹿太郎さんが、トークライブを行う。

同時期に上映される『シネマ歌舞伎　怪談　牡丹燈籠』は、スクリーンで観る歌舞伎をテーマに制作されている人気シリーズの第12弾作品。1974年に上演された三遊亭円朝の同名作を映像化している。牡丹燈籠をめぐり、3組の男女が、幽霊よりも怖い人間の業を繰り広げる。

『シネマ歌舞伎　怪談　牡丹燈籠』(C)松竹株式会社

宇津呂さんは自身のブログで「怪談は日本の文化であり、芸能がそれを育んできた側面があります」と紹介。「古典芸能と現代の怪談実話、二つの怪談を塚口サンサン劇場で楽しんでいってください」と呼びかけている。

「塚口サンサン怪談劇場2013」は、9月7日（土）に塚口サンサン劇場のイベントスペースで開催される。同劇場の鑑賞半券やポイントカード提示で割引のサービスも。また、『シネマ歌舞伎　怪談　牡丹燈籠』は9月7日（土）から13日（金）まで上映される。