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石井岳龍監督と語る映画の魅力 神戸の洋館で催し

神戸アートビレッジセンター主催のイベント「えいがのみかた」に、石井岳龍監督が登場。神戸の旧グッゲンハイム邸で「月夜のシネマトーク」を開催する。


石井岳龍監督がゲストに

「えいがのみかた」は、神戸アートビレッジセンターが定期的に開催しているシリーズイベント。「映画をいろんな角度から見てみよう」というテーマで実施されている。
11回目となる今回は、石井岳龍監督がゲストとして参加。「アヴァンギャルド」をテーマに、映画の魅力について語っていただく予定だという。
石井岳龍さんは、『狂い咲きサンダーロード』『爆裂都市Burst City』『逆噴射家族』などを手がけた映画監督。前衛的な映像作品で国内外から高い評価を得た。改名前の石井聰亙という名前でも知られており、クエンティン・タランティーノら海外の監督からも敬愛されているという。
現在は神戸芸術工科大学で映像制作を指導しながら、2012年に『生きているものはいないのか』を発表。新作『シャニダールの花』が今年夏に公開を控えている。


会場となる旧グッゲンハイム邸

今回のトークイベントに同席するのは、会場となる旧グッゲンハイム邸の支配人森本アリさんと、ヨーロッパの古着や音楽・映画関係のグッズ、書籍を扱う「spacemoth」のオーナー豊田香純さん。
また関連資料として、16ミリフィルムの参考上映も。ルネ・クレールの『幕間』(1924年)やマルセル・デュシャンの『アネミック・シネマ』(1926年)、マン・レイの『理性への回帰』(1923年)など、古きフィルムの質感を味わえる作品をスクリーンで堪能できる。

神戸アートビレッジセンターでは「情緒あふれる洋館で、春のさわやかな月夜にノスタルジックなひとときを楽しんで頂けるイベントとなっております」と呼びかけている。
4月28日(日)開催予定。要予約。予約はイベント詳細ページより。
海の見える神戸の洋館で、どっぷりと映画のトークに浸りたい。

■開催日程
4月28日(日)

■料金
参加費1,500円

■備考
・定員60名、要予約
・予約、問い合わせは
「神戸アートビレッジセンター KAVC CINEMAえいがのみかた」
(TEL 078-512-5500、eiga-no-mikata@kavccinema.jp)
まで
イベント詳細ページを参照

■開催場所
旧グッゲンハイム邸
(神戸市垂水区塩屋町3丁目5-17 、TEL 078-220-3924)

■サイト
えいがのみかた#11「月夜のシネマトーク」詳細ページ
http://kavccinema.jp/event/1457
旧グッゲンハイム邸
http://www.nedogu.com/
神戸アートビレッジセンター
http://kavc.or.jp/