塚口サンサン劇場の改革10年を記した人気連載! 書籍も発売中!

連載コーナーはこちら

去年の人気映画4本再び 京都シネマでアンコール上映

京都シネマで昨年人気を博した作品1位~4位をアンコール上映する特集企画が、同館で催される。


『サラの鍵』(c)2010 – Hugo Productions – Studio 37 –
TF1 Droits Audiovisuel – France2 Cinéma

観客の人気を集めた作品を、もう一度堪能するチャンスがやってくる。

京都の烏丸駅前にあるミニシアター「京都シネマ」では、昨年末に「年間人気映画」の集計を実施。「2012 京都シネマ BEST10」と題し、2012年に同館で上映された中から、人気の高かった作品上位10本を選出した。
1位はフランスの『サラの鍵』(2010年、111分)。2006年出版のタチアナ・ド・ロネの同名小説を映画化したもの。1942年、フランス警察によるユダヤ人一斉検挙で連行されたパリの少女サラが、弟のミシェルを秘密の納戸に隠して鍵をかける。その事実を、2009年にアメリカ人ジャーナリストのジュリアが知ることになり…というストーリー。

2位以降は、『かぞくのくに』『屋根裏部屋のマリアたち』『星の旅人たち』と続く。『かぞくのくに』は、監督が、今も北朝鮮で暮らす家族を思い制作した作品。


『かぞくのくに』

『屋根裏部屋のマリアたち』は、1960年代のパリで、高級アパルトマンに暮らすブルジョワ夫婦とメイドたちのコメディドラマ。『星の旅人たち』はスペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼の旅の途中で死亡した息子の遺志を継ぎ、旅を続ける父親を描くロードムービー。


『屋根裏部屋のマリアたち』(c)Vendome Production – France 2 Cinéma –
SND All rights reserved.

『星の旅人たち』(c) Copyright 2010 The Way Productions, LLC All Rights Reserved.

京都シネマでは、2月23日(土)より上記4作品を順次公開する。京都シネマ会員は1本500円で鑑賞可能。
人気作を再びスクリーンで鑑賞できるチャンス。観た人も、観損ねた人も、ぜひこの機会に。

■開催日程
2月23日(土)~3月8日(金)

■料金(1作品につき)
一般1,500円、大学生以下・シニア・障がい者1,000円
京都シネマ会員500円

■場所
京都シネマ
(京都市下京区烏丸通四条下ル水銀屋町620番地、TEL 075-353-4723)

■サイト
2012 京都シネマ BEST10
http://www.kyotocinema.jp/banner.php?no=27
京都シネマ
http://www.kyotocinema.jp/