大阪・九条のシネ・ヌーヴォで、戦後ポーランド映画の傑作を堪能できる「ポーランド映画祭2012」が開催されている。12月28日(金)まで。
『尼僧ヨアンナ』 |
東欧の隠れた名作たちが、大阪の地で上映される。
フランスのヌーヴェル・バーグなど、新しい映画運動が数多く起こった戦後ヨーロッパ。中でも、「ポーランド派」と呼ばれた同国の映画監督たちの活動は目覚ましく、日本の映画界や文化にも大きな影響を与えたと言われている。今回は、1950年代半ばから、1960年代初頭にかけて発表された「ポーランド派」の作品群を一挙上映。また合わせて、大の親日家イエジー・スコリモフスキ監督の過去作と、最新作を併映する。
イエジー・スコリモフスキ監督は、同映画祭の監修もつとめており、今回の開催に関して、「ラインナップは、全て自信を持っておすすめする作品ばかり」とコメントを寄せている。戦後、“鉄のカーテン”の向こうで育まれた豊かな映画文化を、この機会に堪能したい。
■告知映像
■開催日程
12月1日(土)~28日(金)
■料金
・1回券 一般1,500円、学生1,200円、会員・シニア1,000円、高校生以下800円
・5回券 一般6,000円、会員・シニア4,500円
レイト割引 20時以降の回は1,000円均一
■映画館
シネ・ヌーヴォ
(大阪市西区九条1-20-24 、TEL 06-6582-1416)
■サイト
シネ・ヌーヴォ
http://www.cinenouveau.com/
ポーランド映画祭2012
http://www.polandfilmfes2012.com/