関西を舞台に撮影されたメランコリック青春映画『凪の憂鬱』(監督:磯部鉄平、主演:辻凪子)が、12月26日(月)より大阪・十三のシアターセブンで特別先行上映される。磯部監督・辻さんからのコメントも到着!
大阪在住の監督・磯部鉄平さんは、これまで様々な映画祭で受賞・入選。初長編映画『ミは未来のミ』はSKIPシティアワード、映文連アワード2019準グランプリなどを受賞するなど、活躍を続けている。最新長編作は『コーンフレーク』。
この『凪の憂鬱』は、もともと2018年に短編映画の「高校生編」から始まったシリーズ。辻凪子さん演じる主人公・凪の、メランコリレックでモラトリアムな物語を展開し、福岡インディペンデント映画祭2020にて優秀作品賞と俳優賞(辻凪子)を受賞した。
2020年には、続編の大学生編も公開。今回はそのさらに続きとなる社会人編を、満を持しての初長編映画『凪の憂鬱』として制作し、完成させた。
もちろん、前作を鑑賞していなくても問題なく鑑賞できる。
物語では、大阪で契約社員として働いている凪(ナギ)の、メランコリックな有給休暇の日々が描かれる。
はじめての有給休暇前日に1年間付き合ってきた彼氏に振られ、怪談したり、ライブ行ったり、ゲートボールしたり、昔好きだった人に再会したり、大喧嘩したり、というモラトリアムな日常がスクリーンに映し出されている。
関西各地で撮影されたというロケーションも見どころの一つ。
途中には、映画館のシーンとして塚口サンサン劇場(尼崎市)のスクリーン内、ロビー・トイレが登場。天神橋筋六丁目のシネマパブ「ワイルドバンチ」は怪談イベントの舞台として撮影されたほか、街並みのロケは大阪・十三で多く行われており、十三を実際に主人公たちと歩いている気分になれる。
同作は来年2023年の劇場公開を予定しているが、それに先駆けて特別先行の上映を、舞台となった十三のシアターセブンで実施されることが決定。12月26日(月)・28日(水)・29日(木)の3回上映される。
26日(月)上映後には、磯部監督の映画制作に迫るトークを、28日(水)上映後には主演の辻凪子さん・出演の佐藤あみさん登壇のスペシャルトークを行うほか、29日(木)は前作の大学生編を特別に併映する。
チケットは劇場窓口・ホームページで販売中。
映画『凪の憂鬱』特報 |
コメント到着! |
■辻凪子さん(主演) 「凪の憂鬱」がついに劇場公開することになりました。 4年も前から磯部監督が凪の成長を映画に映し出してくださるのがすごく嬉しくて。 自分とは違う凪という人間が好きで、凪として居るのが楽しくて。 毎日憂鬱だけど、見方を変えたらクスッと笑えてしまうような。 私はこの作品が好きです。 ■磯部鉄平(監督) ■菅野健太(シアターセブン支配人) |
詳細情報 |
■日程 12/26(月)14時~ ※磯部鉄平監督・永井和男さん(脚本)のアフタートークあり。 12/28(水)14時~ 12/29(木)14時~ ■料金 ■映画館 ■サイト |