イベント名:
開催日程:1月16日(月)19:30~
開催会場:TSUTAYA BOOKSTORE 梅田MeRISE 2F
テーマ作品:『ヒトラーのための虐殺会議』/『ピエール・エテックス レトロスペクティブ』
シネ・リーブル梅田の担当者とキネプレ編集長が、公開予定の新作映画の話や意見交換を行う「夜の宣伝会議」を1/16(月)夜に開催します。
新作公開映画や映画業界の話題をお届けするトークイベント「夜の宣伝会議」。
今回は、シネ・リーブル梅田で1/20(金)公開予定の映画『ヒトラーのための虐殺会議』と、1/27(金)上映開始予定の『ピエール・エテックス レトロスペクティブ』についてお話しします。
■『ヒトラーのための虐殺会議』 1,100万ものユダヤ人絶滅政策を決定した 史上最も恐ろしいビジネス会議の全貌が明らかに! 1942年1月20日正午、ドイツ・ベルリンのヴァンゼー湖畔にある大邸宅にて、ナチス親衛隊と各事務次官が国家保安部代表のラインハルト・ハイドリヒに招かれ、高官15名と秘書1名による会議が開かれた。議題は「ユダヤ人問題の最終的解決」について。「最終的解決」はヨーロッパにおける1,100万ものユダヤ人を計画的に駆除する、つまり抹殺することを意味するコード名。移送、強制収容、強制労働、計画的殺害など様々な方策を誰一人として異論を唱えることなく議決。その時間は、たったの90分。史上最悪の会議の全貌が80年後のいま、明らかになる。 すべてのドイツ占領下および同盟国から東ヨーロッパの絶滅収容所へのユダヤ人強制送還の始まりとなった「ヴァンゼー会議」。本作は、アドルフ・アイヒマンによって記録された会議の議事録に基づき、80年後の2022年にドイツで製作された。その議事録は、1部のみが残されたホロコーストに関する重要文書だ。マッティ・ゲショネック監督は「ヨーロッパにいる全ユダヤ人の駆逐が、冷静な会話によって議論され決められていく様子を事実に基づいて描こうと思いました」と語り、出席者15名がまるでビジネスのように、論争の的になるユダヤ人問題について話し合い、大量虐殺に対して反論する者が誰一人いない異様な光景をありのままに描き出す。 |
■『ピエール・エテックス レトロスペクティブ』 才人ピエール・エテックスが放つ珠玉のフレンチコメディ! 映画監督、俳優、イラストレーター、道化師など、数え尽くせぬ顔をもつフランスのマルチアーティスト ピエール・エテックス。イラストレーターとして活躍していた20代半ばにジャック・タチと出会い、『ぼくの伯父さん』(58)の助監督として映画界に参入、ポスターのイラストを描いたことでも有名だ。その後、のちに偉大な脚本家となるジャン=クロード・カリエールと共に映画制作を始め、緻密な構想と見事な演出、そして無声喜劇へのオマージュに溢れた作品を世に送り出した。しかし、権利問題が理由で長く劇場で上映されず、またソフト化もされていなかった。上映権を取り戻すため、ジャン=リュック・ゴダールなどの映画人を含む5万人以上の人々が署名活動に協力し、2010年に権利が復活。世界各国で再び上映することが可能となり、この10年でエテックスの再評価は格段に進んだ。 今回の特集上映では、長編4作品と短編3作品を一挙公開。『恋する男』(旧邦題『女はコワイです』)を除く6作品が、日本では劇場正式初公開となります。不遇の時代を経て、映画界によって再発見されたピエール・エテックスの世界をご堪能ください。 |
登壇者 |
■瀧川佳典 シネ・リーブル梅田 劇場宣伝担当。 ■森田和幸 |
「夜の宣伝会議」とは |
「夜の宣伝会議」は、もともとは、大阪・梅田ロフト地下1階のミニシアター・テアトル梅田の瀧川佳典さん(現在はシネ・リーブル梅田勤務)と、キネプレ編集長の森田が定例開催していたトーク企画。 以前は天神橋筋六丁目の「ワイルドバンチ」で開催していましたが、2022年6月からはTSUTAYA BOOKSTORE 梅田MeRISEにてリスタートしました! 公開予定の様々な新作映画の解説・紹介や、最近の映画業界の話題などをお届けするトークイベントです。 |
詳細情報 | ||
■日程 1月16日(月) ■時間 ■料金 ■予約
■注意事項
■開催会場 ■サイト |