カリスマ植物生態学者・宮脇昭さんの姿を記録したドキュメンタリー映画『森ウルフ 零零から愛を植える』(85分)が、大阪のシネ・ヌーヴォで上映されている。監督は関西で活躍する“パンク映画”の雄・島田角栄さん。11月30日(金)まで。
『森ウルフ 零零から愛を植える』( |
パンク映画監督が、“カリスマ”に体ごとぶつかったドキュメンタリーが、大阪に上陸した。
宮脇昭さんは、国内外1,700カ所以上で植林活動を行ってきたカリスマ植物生態学者。今まで植えてきた木は4,000万本以上と言われている。
今回の作品で記録されているのは、彼の高い志とその活動、そして現実との戦いの姿。同志たちと森づくりの活動を続けながらも、研究・活動の十分な資金が得られない苦悩が描かれている。なぜ宮脇さんは、自分の人生をかけてまで、森の命を守ろうとするのか。その信念を堪能できる作品だ。
監督は、関西を中心に『電撃BOPのセクシーマザーファッカーズに!!』『デストロイ・ヴィシャス』など、パンクな映画を撮りつづけてきた島田角栄さん。宮脇さんと共通する「世間からはみ出したアウトロー」という観点から、この偉大な植物生態学者の生きざまに、果敢に迫っている。
『森ウルフ 零零から愛を植える』は大阪・九条のシネ・ヌーヴォで上映中。11月30日(金)まで。
■予告編
■上映日時
11月17日(土)~11月30日(金)
・17日~23日 20:50~
・24日~30日 10:50~
■料金
一般1,500円、学生1,200円、高以下シニア会員1,000円
■映画館
シネ・ヌーヴォ
(大阪市西区九条1-20-24 、TEL 06-6582-1416)
■サイト
シネ・ヌーヴォ
http://www.cinenouveau.com/
『森ウルフ 零零から愛を植える』公式Facebookページ
http://www.facebook.com/moriwolf