子どもたちにミニシアター通う機会を　大阪・神戸で「夏休みの映画館」開催、新旧の名作を上映

子どもたちに地域の映画館に通う機会を提供しようという企画「夏休みの映画館」が、全国各地のミニシアター系映画館で開催へ。
関西では大阪・九条のシネ・ヌーヴォと神戸の元町映画館で実施。8月21日（土）～27日（金）の1週間。

「夏休みの映画館 —忘れられない映画に出会う、夏。」と題し、全国7つの映画館で同時に実施される試み。
神奈川・横浜のシネマ・ジャック＆ベティ、群馬のシネマテークたかさき、長野の松本シネマセレクト、大阪・九条のシネ・ヌーヴォ、兵庫・神戸の元町映画館、熊本のDENKIKAN、鹿児島のガーデンズシネマが参加している。

それぞれの地域に暮らす小学生から高校生までの子どもたちに、地域の映画館に足を運ぶ機会と、多彩な映画の魅力を伝える機会を創出しようと、「コミュニティシネマセンター」や「SAVE the CINEMA」が呼びかけて実現した。

上映作は、参加する映画館の人たちが、「子どもたちにぜひ見てもらいたい」作品をセレクト。アニメーション映画『ソング・オブ・ザ・シー海のうた』や、1985年公開の『ネバーエンディング・ストーリー』をはじめとして、『フロリダ・プロジェクト　真夏の魔法』『はちどり』『わたしは、ダニエル・ブレイク』『37セカンズ』などが上映される。

さらには、サイレント映画の活弁や演奏付き上映、ワークショップなども開催。渡辺真起子さん、井浦新さん、斎藤工さんら俳優たちのオンライントークイベントなども実施予定となっている。