サイレント映画の傑作短編たちを、活動弁士の活弁とピアノ演奏で楽しむ無料イベント「キネマ・スクール」が、あべのアポロシネマで7月27日(火)に開催される。
「キネマ・スクール」は、サイレント映画の多彩な魅力を伝えようと、大阪市の文化助成公演として開催されるサイレント映画上映イベント。
主催は、無声映画(サイレント映画)の鑑賞文化を広める活動を行なっている無声映画振興会。
普段は新作やファミリー向けの大作映画を主に上映しているあべのアポロシネマで100年前の作品が、当時の活弁と演奏といいうスタイルで上映される珍しい機会となる。
当日は、関西を拠点に活動写真弁士として活躍する大森くみこさん、同じく関西でサイレント映画専門の楽士としてピアノ伴奏を数多く手がける鳥飼りょうさんが、活弁とピアノ演奏でサイレント映画を盛り上げる。
上映される往年のサイレント映画は、「映画の父」D.W.グリフィスのマナーCM映画『迷惑帽子』(1909/アメリカ/3分)、名優・大河内伝次郎が活躍する時代劇『血煙高田馬場』(1928/日本/9分)、「世界初のSF映画」と呼ばれるジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』(1902/フランス/15分)、チャップリンと並ぶ喜劇王バスター・キートンのコメディ『キートンの文化生活一週間』(1920/アメリカ/22分)。
活動弁士やサイレント映画について解説する『What’s カツベン?』(2021/日本/9分)も併せて上映する。
『月世界旅行』
『キートンの文化生活一週間』
無声映画振興会の代表も務める鳥飼りょうさんは「サイレント映画初体験の方でも楽しんでいただける名作ばかり。ぜひこの機会に、サイレント映画の幅広い魅力に触れていただければ」と期待を寄せる。
「キネマ・スクール in あべのアポロシネマ」は7月27日(火)16時45分開演、18時終了予定。入場無料。予約は7月24日(土)22時から、あべのアポロシネマのホームページで受け付ける。
詳細情報 |
■開催日程 7月27日(火) 16:30開場、16:45上映開始、18:00終了予定 ※7月24日(土)22:00からウェブ予約スタート ■料金 ■映画館 ■サイト |