「キネピアノ」応援コメント
2021.03.14
サイレント映画+ピアノ生伴奏企画「キネピアノ」について、応援コメントをいただきました!
目の前が、ピアノの音と共に、どんどん広がっていく!
「ピアノから繰り広げられるエンタテインメント」をイメージしてポスタービジュアルをデザインしました。
「キネピアノ」は、サイレントの名作映画をピアノの生音を聞きながら楽しめる、すばらしく贅沢な時間。目の前が、ピアノの音と共に、どんどん広がっていく感じが味わえます。デジタル化が進んでいく現代の中で、人としての感受性を豊かにしてくれるような企画です。
カズ・オオモリ
グラフィックアーティスト
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単なる伴奏ではなく、踏み込んだ心理描写まで演奏で表現するのが魅力的
映画の各シーンの状況や動作が、ピアノの音によってより親近感を味わえるようになってます。単なる伴奏ではない、踏み込んだ心理描写までを演奏で表現しているのもすごく魅力的です。
映画の原点はサイレントから始まりました。「キネピアノ」はそれを見直し、みんなと楽しむという素敵な企画です。大阪でこういう生演奏付き上映会が広がっていくととてもうれしいです。
武部 好伸
エッセイスト
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初期映画のライブ・パフォーマンス性を思い出させてくれる
サイレント期の映画館は、実は音に満ち溢れた祝祭的な空間でした。
フィルムにサウンドトラックがないかわりに、楽士による生演奏がついていたからです。
ピアノの生演奏とサイレント映画の上映を組み合わせた「キネピアノ」は、100年前の映画観客が堪能していた楽しみを現代に甦らせる試みです。
映画の雰囲気やシーンの内容に寄り添うのはもちろん、その日の観客の反応をも精妙に反映しながら音を紡いでいくという鳥飼りょう氏の即興のピアノ演奏は、わたしたちに初期映画のライブ・パフォーマンス性を思い出させてくれます。
伊藤 弘了
映画研究者=批評家
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長年のファンも、初めて体験する人も、こどもも大人も、みんなが無声映画でつながれる
キートンが、チャップリンが、ロイドが、カラダを張って「笑い」を創造した無声時代のすべてのコメディアンが、鳥飼りょうさんのピアノに乗ってイキイキとスクリーンに躍動する。わたしにはそれが「キネピアノ」最大の醍醐味。
長年のファンも、初めて体験する人も、こどもも大人も、みんなが無声映画でつながれる。そんなあったかさに映画の終わりにはいつも嬉し泣きしてしまう。
ありがとう、「キネピアノ」!この輪がもっともっと広がりますように!
いいを じゅんこ
クラシック喜劇研究家
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映像とピアノとイマジネーションで映画が完成する
サイレント映画は音がない分、今の映画に比べて情報量はもちろん少ないですが、それがマイナスなのかというと決してそうではありません。
「キネピアノ」では、映像があってピアノの演奏があって、そこに皆さんのイマジネーションを加えていただくことで映画が完成します。
それぞれいろんな想像を膨らませながら、自身も映画作りに脳内で参加する、というすごく刺激的な体験です。
一緒になって一本の映画をつくりあげる空間を楽しんでいただければと思います。
戸村 文彦
塚口サンサン劇場
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100年前に連れて行ってくれる素敵なタイムマシン
音のない映画?それも100年も前の?おもしろいの?
そう思う方は一度キネピアノに足を運んでみてください。
その昔、100年前のお客さんが味わったように、鳥飼りょうさんの変幻自在のピアノの生演奏に包まれてスクリーンを見つめていると、映画が人々にとって本当にセンス・オブ・ワンダーの塊だった時代の驚きと幸せを追体験している気分になってきます。
キネピアノ…それは僕たちを100年前に連れて行ってくれる素敵なタイムマシンなんです。
村田 元
毎日放送
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サイレント映画こそ、とても音楽的!
サイレント映画の画面の中にはリズムがあります。どんな映画も音楽に近いと僕は思っていますが、そういう意味でサイレント映画こそ音楽的。
トーキー以降、音が付いたことによって生まれた演出や良さも当然あるけど、でもみんなが思っているより、いま観ている映画の面白さってサイレント時代から存在しているんです。
そんなサイレント映画の名作たちが大きなスクリーンで観られるなんて、なんてうらやましいんだ!
宇多丸
ラッパー、ラジオパーソナリティ
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