10月27日(土)から上映が始まった恋愛映画『シーソー seesaw』の関連イベントとして、十三・第七藝術劇場でトークイベントが行われ、主演・監督と、関西の女性編集者3人が登壇。女性ならではの恋愛観を披露する“セキララガールズトーク”が繰り広げられた。
登壇した女性編集者3人(写真左)と、村上真希さん、完山監督、田辺ユウキさん |
登場したのは、『シーソー seesaw』の監督・出演の完山京洪さん、出演の村上真希さんと、フリーマガジン「PLUS LUMINO」の西田智子さん、情報フリーペーパー「Recipe」の原田麻衣子さん、情報サイト「ぴあ関西版」の天野あゆみさん。司会は映画評論・宣伝の田辺ユウキさんがつとめた。
映画の感想について登壇者から「切なすぎる映画だった」と声が上がると、会場からは「うんうん」といううなずきが。「ヒロインに共感した」という声も多く、“リアルで等身大の女性像”をきちんと描いているという評価に、完山監督は「毎日の生活ほど幸せなものはない、と思っています。その小さな幸せと切なさを描きたかった」と話した。
作品について振り返る村上真希さん(写真左)と完山京洪さん(中央)。 |
そのあとは、「女性編集者」ならではの忙しさと、恋愛との両立について、という話題に。
田辺さんから「編集者は恋愛に向いているのか」という問いが投げかけられると、「仕事に一生懸命な女性が多いと思うので、そこを理解して包み込んでくれる男性でないと」「忙しい中でも、恋愛したいという気持ちがきちんとあれば、ちゃんとそういう動きがやってくる」「時間が合わない人も多いので、むしろ一緒に住んでいる人もいる」などの意見が交わされた。
女性編集者たちの“恋バナ”に聞き入る観客 |
途中、監督自身が演じた登場人物については「かわいいよ」「でも、優柔不断さにイラっとした」「わたしも気に障るなあ」という声が寄せられ、完山さんがしどろもどろになる場面も。
最後は、それぞれの理想の男性像を披露して終幕に。「忙しい私の代わりに、ご飯作って待ってくれていたら最高」「結婚したら主婦になりたいので、ある程度稼ぎがあれば」というリアルな意見も飛び出し、会場が沸く一幕もあった。
終了後はサイン会も。ファンのパンフレットにサインする村上さん |
恋愛映画『シーソー seesaw』の登場人物に心境を重ね合わせながら、女性ならではの意見が交わされたトークライブとなった今回のイベント。同映画は現在、第七藝術劇場で上映中。11月2日(金)まで。
■サイト
『シーソー seesaw』公式サイト
http://seesaw-movie.jp/
十三で恋愛映画『シーソー』公開 催しや飲食店提携も 【キネプレ記事】
http://www.cinepre.biz/?p=2466
第七藝術劇場イベントレポート
http://www.nanagei.com/event/event.html