2018年11月に亡くなったイタリアの巨匠ベルナルド・ベルトルッチ監督を追悼する企画が大阪の2館で実施。テアトル梅田で4月5日(金)から『ラストタンゴ・イン・パリ』が、シネ・ヌーヴォで4月20日(土)から5作品が、それぞれ上映される。
ベルナルド・ベルトルッチは、イタリアを代表する映画監督の巨匠。代表作の一つ『ラストエンペラー』ではアカデミー賞主要部門を総なめに。『シェルタリング・スカイ』『リトル・ブッダ』を含むアジア三部作に加え、『暗殺のオペラ』『暗殺の森』など、映画史に残る作品を発表した。
2018年11月に死去。カンヌ国際映画祭からは「世界映画の導きの灯として永遠に輝き続ける、イタリア映画界の巨星」と讃えられた。
今回は同監督の追悼として、関西では2劇場で特別上映が実施される。
まずは4月5日(金)から、大阪のテアトル梅田で『ラストタンゴ・イン・パリ』が4Kデジタルリマスターで上映。
現代のパリを舞台に、妻に自殺されたばかりのアメリカ人ホテル経営者の男性と、偶然出会った若いフランス人の女性の衝撃的な関係を描いた同作は、公開当時世界中で大きな話題を呼んだ。
さらに大阪・九条のシネ・ヌーヴォでは、4月20日(土)から追悼特集企画を開催。
監督の原点で半自伝的な長編作『革命前夜』やドストエフスキー原作となる『ベルトルッチの分身』、ボルヘスの短編小説に着想を得た『暗殺のオペラ』、ファシズムへ傾倒していく青年を描く『暗殺の森』、遺作となった『孤独な天使たち』の計5作品を一週間で一挙上映する。
テアトル梅田での『ラストタンゴ・イン・パリ』4Kデジタルリマスター上映は4月5日(金)からスタート。
シネ・ヌーヴォのベルトルッチ監督追悼特集は、4月20日(土)から5月3日(金)まで実施される。
両館の相互割引も実施。
テアトル梅田の窓口でシネ・ヌーヴォの会員証を提示すると、『ラストタンゴ・イン・パリ』の一般料金1,800円/大学生1,500円が1,300円になるほか、シネ・ヌーヴォでテアトル梅田での『ラストタンゴ・イン・パリ』半券を提示すると、ベルトルッチ特集の一般料金1,500円が1,200円になる。
詳細情報 |
■日程 □テアトル梅田『ラストタンゴ・イン・パリ』上映 4月5日(金)~ □シネ・ヌーヴォ ベルトルッチ追悼特集 ■映画館 シネ・ヌーヴォ ■サイト |