旗揚げ20周年を迎えた劇団前方公演墳の作品を映画化した『セブンガールズ』が、大阪・十三のシアターセブンで10月27日(土)から1週間上映される。
「セブンガールズ」は、劇団前方公演墳が2004年に初演を行った演劇作品。恋をすることさえ贅沢だった終戦直後を舞台に、「パンパンガール」と呼ばれ米兵に体を売る娼婦になりながらも希望を持ち共同生活を送る女性たちを描いた。
これまで4度の再演を重ねた同作。今回、舞台同様のオリジナルキャストと、脚本家が監督を務めて映画化が実現。クラウドファンディングで資金を募り、自分たちの手でバラック小屋を建て、8か月の稽古を経て完成した。
東京では新宿のK’s cinemaと渋谷のアップリンクで上映され、連日満員を記録している。
担当者は「飽食の時代と言われる現代にあって、今やファンタジーともいえるこの時代の物語が愛された理由は、現代においても『真剣に生きる』ことが求められているからこそだ。人は、本気で夢を追い、希望を抱き、壊れるような恋を求め願っている証拠だろう」と呼び掛ける。
先日10月24日には、主題歌「星がいっぱいでも」のミュージックビデオも公開された。
『セブンガールズ』は10月27日(土)から11月2日(金)まで、大阪・十三のシアターセブンで上映。
上映後は連日、舞台挨拶を開催予定。
映画『セブンガールズ』予告編 |
主題歌「星がいっぱいでも」ミュージックビデオ |
詳細情報 |
■上映日程 10月27日(土)~11月2日(金) ■映画館 ■サイト |