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仏文化にひたる8日間 京都で舞台・ダンス映画特集

京都のアンスティチュ・フランセ関西(旧・関西日仏学館)で現在、フランスの演劇やバレエ、ダンス映画を特集した「フレデリック・ワイズマン&ダンス映画特集」が行われている。16日(火)から27日(土)の間の8日間。

演劇・ダンスに注目した作品が、京都で特集上映されている。

現在、京都シネマで上映中の『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』と『バレエに生きる~パリ・オペラ座のふたり~』を記念して、同じ京都での特集企画が実現した。
『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』は、ドキュメンタリーの巨匠・ワイズマンが妖艶なパリのナイトショーにカメラを向けた作品。『バレエに生きる~パリ・オペラ座のふたり~』は、オペラ座の歴史と寄り添う老夫婦を映している。


『バレエに生きる~パリ・オペラ座のふたり~』
(c)2011 Delange Productions – Wide Management – all rights reserved.

今回アンスティチュ・フランセ関西(関西日仏学館が9月に改名)で上映されるのは、4作品。ワイズマンがオペラ座を密着取材した『パリ・オペラ座のすべて』(160分、2009年)と、世界で最も古いフランスの国立劇団を描いた『コメディ・フランセーズ 演じられた愛』(223分、1996年)。振付家アンジュラン・プレルジョカージュと、作曲家カールハインツ・シュトックハウゼンによる共同作業「エルドラド」を追ったドキュメンタリー『エルドラド・プレルジョカージュ』(90分、2007年)。同じくプレルジョカージュが手がけた、グリム兄弟の原作を忠実に再現した『白雪姫』(90分、2010年)。

「フレデリック・ワイズマン&ダンス映画特集」は現在開催中。アンスティチュ・フランセ関西で10月27日(土)まで。
京都シネマで『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』『バレエに生きる~パリ・オペラ座の二人~』を鑑賞した半券を提示すれば、1作品500円で鑑賞可能になる。

■開催日時
10月16日(火)~27日(土)
※途中休映日あり、8日間の開催。

■料金
一般1,000円、京都シネマ会員800円、クラブ・フランス会員・学生500円
※京都シネマでの『クレイジーホース・パリ 夜の宝石たち』『バレエに生きる~パリ・オペラ座の二人~』の半券提示で、各500円で鑑賞可能

■開催場所
アンスティチュ・フランセ関西・稲畑ホール(旧 関西日仏学館)
(京都市左京区吉田泉殿町8 、TEL 075-761-2105)

■サイト
「フレデリック・ワイズマン&ダンス映画特集」特設ページ
http://www.kyotocinema.jp/banner.php?no=8
アンスティチュ・フランセ関西
http://ifjk.jp/
京都シネマ
http://www.kyotocinema.jp/