映画の作り手たちの様々な作品が一挙上映される「第3回春のドラゴン映画祭」が、4月29日(日)に大阪・芦原橋のSALT VALLEYで開催される。落語や音楽ライブなども。
「ドラゴン映画祭」は、映画制作・プロデュースを行う川本貴弘さんが、当初は個人主催でスタートさせた映画上映イベント。2016年10月に「第1回秋のドラゴン映画祭」、2017年7月に「第2回夏のドラゴン映画祭」を開催した。
今回の4月で、「第3回春のドラゴン映画祭」を迎える。今回から、映画『かば』製作委員会と、会場であるSALT VALLEYとの共同開催となり、規模を拡大した。
「ドラゴン映画祭」をスタートさせたきっかけについて川本さんは「苦労して撮った作品を眠らせるのは嫌だったので、個人的にライブハウスやカフェでよく自分の映画を上映していた」という。「そして知り合った監督を誘っていったら作品が増えていった。『じゃあ映画祭でもやろうか』という感じで始めました」と振り返る。
今回は会場のSALT VALLEYの建物をフル活用し、3階にシアターを1つ、2階にシアターを2つ設置。合計3シアターで、さまざまな短編・中編・長編映画、合計16本を入れ替わり上映する。
中には、川本さんがプロデュースを務める映画『かば』のパイロット版(ロングバージョン)の上映も。大阪の鶴見橋中学校での教師と生徒の実際の物語を映画化した作品で、荒れた学校生活に向き合う教師の奮闘を描く。現在本編制作に向けての支援を募っている。
当日は上映以外にも盛りだくさんな内容に。
2005年に立ち上げられた関西小劇場の役者たちによる落語ユニット「役者落語一門 焼酎亭」による落語の寄席や、教育実践家・菊池省三さんによるトークも開催。
屋外ステージも登場し、7組のミュージシャンがライブ演奏を披露する。フリーマーケットや屋台も出店する予定だという。
川本さんは「今回は映画上映だけに限らず、ライブ!落語!トーク!と フリマや屋台も出ますので、映画祭と言わず、皆『文化祭』と言っています(笑)」とPR。「色々なジャンルの方々とお客さんも一緒に楽しめるのがポイントかな! ザ祭り!を目指しています!」と呼び掛けている。
「第3回春のドラゴン映画祭」は4月29日(日)の9時30分~19時まで開催。料金は2,500円(1ドリンク付き)。場所は大阪・芦原橋駅近くのSALT VALLEY。
映画「かば」パイロット版ショートバージョン |
詳細情報 |
■開催日程 4月29日(日) 9時30分~19時 ■料金 ■開催会場 ■サイト |