手塚眞監督の「ヴィジュアリスト」としての足跡を追う特集上映とワークショップが、4月14日(土)神戸の元町映画館で、4月15日(日)大阪のプラネット・プラス・ワンで開催。15日は監督自身によるワークショップも。
1985年に公開された映画『星くず兄弟の伝説』から約30年。現在、その続編となる『星くず兄弟の新たな伝説』が全国劇場公開中。その手塚眞監督の特集上映とワークショップが開催される。
特集上映では『ヴィジュアリストの伝説 映像魔術師 手塚眞』と題し、『UNK』、『HIGH-SCHOOL-TERROR』などのぴあフィルムフェスティバル入選作や『MOMENT』、ほとんど上映される機会がなかった『SPh』などを上映する。
さらに「成長する映画」として30年間作り続けられる『惑星TEトLA』の監督自身によるパフォーマンス上映など、フィルムからデジタルに及ぶ全13作品を神戸と大阪2日間にわたり上映予定。両日の上映後には、手塚監督が当時の制作背景から自身の変遷を語るトークも予定されている。
4月15日(日)に行われるワークショップ『ヴィジュアリストの映画術』では、4コマ映画を制作。「映画の豊かさ」「映画の美しさ」などをヴィジュアリストならではの映画秘術について考察していくという。
後半では監督自らがカメラを用いて撮影し、映画秘術を伝授する。モンタージュやカラーリングも活用しながら編集・上映まで行い、「監督の秘儀を余すことなく参加者に伝えていく」予定だ。
参加料金4,000円、先着30名。申し込みは「シネアスト・オーガニゼーション大阪」公式サイトから受け付けている。
詳細情報 |
■開催日程 ・特集上映 4月14日(土) 17時~19時15分 「16mmの冒険」 19時30分~21時45分 「アート映画の越境」 (元町映画館) 4月15日(土) ・ワークショップ ■映画館 プラネット・プラス・ワン |